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天才だった過去の自分が教えてくれたこと~質と量のバランス編~

 こんな記事に興味を持ってくださったそこの方。本当にありがとうございます。ここでは、過去の自分が教えてくれた人生訓をメインに語らせていただいております。

 今回紹介するのは、「質と量のバランス」です。
 中三の最初のころ、僕はある簡単な数学の結論にたどり着きました。それがこちら、「2つの数の和が100の時、2つの数の積(掛け算の答え)が一番大きくなる組み合わせ」です。
 これ、正解は50と50です。かけると2500になります。逆に、正の数に限定した場合ではありますが、一番小さいのは一方が0もう一方が100の場合です。(100×0=0)
 これ、勉強を初めとする多くのことにも応用できると考えています。勉強量と勉強の質、どちらを重視するかという悩みには半々というのが結論だと考えています。
 僕は高校一年生の最初のほうに、「高校に入ったら勉強量が多くなるはずだから、まずは量を鍛えよう」みたいなことを考えていました。
 逆です。大間違いでした。
 当時の僕には、勉強量が少ないんじゃないかというコンプレックス的な何かがあったんですよ。それで、量を増やそうとした結果質をおろそかにしちゃったわけですね。
 その当時の僕は本当に何も覚えられないという最悪の勉強パフォーマンスだったんですよ。多分質の低下が低迷期の理由なんだと思います。
 最近質が上がってきて、いろいろ覚えられるようになっていきました。上から目線で言っているようですが、実際は少し違くて、過去の自分が今の自分に対して上から目線で言っている感じです。不快だったらすみません。
 中学時代、周りは結構勉強時間言い合い合戦していたんですが、僕は参加しませんでした。そもそも「勉強時間だけじゃ意味がないんだよ」みたいなこと考えてましたね。それを高1ですっかり忘れていたんですが。
 じゃあ、当時の僕(中学時代)がどんな質だったかというと、「どれだけの量を学んだかで判断する」という方針だったんですね。
 例えば、ただ問題を解いていては、当時の僕は勉強といいませんでした。だって学んでないから。
 当時の僕は間違えた問題をほぼすべて、計算ミスやケアレスミスも含めてどうして間違えたのかを徹底的にルーズリーフやノートに書き込んでいました。僕は当時「キャプテン翼」が大好きで、その中の翼くんの強みの一つ、「翼に同じ手は通用しない」というのがありましてですね、それが僕の源動力になっていました。翼くんは「一回負けること」で学習し、そしてさらに強くなっていく、というパターンだったんですよ。(個人的に、これがキャプ翼が人を引き付ける理由だと思います)
 それに、学びがモチベーションになります。簡単に言えば楽しくなるってことですね。
 オタクが好きなものについて豊富な知識量を持つのも同じ理由です。知ることで世界が広がり、そして知ること自体が楽しくなる。翼くんもサッカーが大好きで大好きで仕方がないんですよ。
 よく、「勉強すると世界が広がる」という優秀な人がよくいますが、僕はそれを初めて聞いた当時(小6くらい)から疑問に思っていました。僕に言わせば、「勉強すると世界が広がる」は大きな間違いです。正しくは「学ぶから世界が広がる、そして楽しくなる」なんですね。勉強と学びは全然違います。
 僕はおすすめの漫画を紹介されたらキャプテン翼と即答しますが、本当に「翼くんの真似」するだけでも全然違います。暇ならやってみてください(もちろんそれでも学んでくださいね)。

 いかがだったでしょうか。こんな感じでいつも投稿しています。この教訓はテイクフリーなので好きなものを好きなだけ信じて下さい。では次回もどこかでお会いしましょう。
 2024年6月22日

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