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『カルトに厳しいギャル-CULT VS GAL-』マチェーテと銃とギャル

「知っているか ギャルはカルトに厳しい・・・・」


『カルトに厳しいギャル-CULT VS GAL-』をクリアしました。
プレイ時間はおおよそ2時間。アリーナクリアや実績解除までやると2時間半前後です。

ジャンルは古典的なFPSシューター。良い意味で雑味のあるグラフィックとグルーヴ感のある調子の良いBGM、そしてカルトVSギャルという異色な組み合わせのストーリーが特徴です。とにかくギャルがカルトを蹂躙していきます。

カルトを蹂躙していくギャル

帝国暦248年。終わらない戦争の中、荒廃しきった社会で抑圧された人々は終末を信じ、やがて巨大な宗教組織「ガルヲイヤ」が立ち上がる。

人々はその組織に攫われ、一人また一人と姿を消していった。
帝国は己の軍隊を組織に送り込むも、ことごとく壊滅。

隣国との戦況悪化により、国内に戦力を割くことが出来なった帝国軍は、
1人のギャルを宗教組織ガルヲイヤに転送した・・・・!

「大獄院・スマッシャー・サキ」
彼女こそが帝国民たちの唯一の希望である!

Steamストアページのあらすじを要約

主人公の名前は「大獄院・スマッシャー・サキ」。
ここからしてこの作品のぶっ飛んだノリが伝わってきます。

■フルボイス、そしてタイトル画面でいきなり流れる主題歌

このゲーム、見た目に寄らずフルボイスです。作中ではボスキャラとの掛け合いやオペレーターのオペっちとの会話などがありますが、全てフルボイスです。敵を倒した時の掛け声やリロードする時の「りっろーでぃん!」も声が付いています。

りっろーでぃん!

そして、このゲームには主題歌があるのですが、それがいきなりタイトル画面で流れます。
ここまでやって値段が500円なのが凄い。

主題歌「おもひでループ」


■マチェーテと銃、疾走感のあるFPSシューター

本作の特徴の一つとなるのが、マチェーテと銃を駆使した疾走感のある戦闘システムです。

近距離戦闘時はマチェーテを使うのですが、マチェーテを振った瞬間は無敵になり、敵の弾に当たってもダメージを受けません。

それを利用して、ダッシュで敵に接近しつつマチェーテで切り伏せ、離れた位置の敵には銃を撃つ、という戦い方になります。

さながらアニメの戦闘シーンで強キャラがバッサバッサと敵キャラの集団をなぎ倒してくかのよう。

ただ、マチェーテと銃を駆使して安全に戦うのは結構難しいので、慣れないうちは銃を使って慎重に戦う戦法になると思います。

マチェーテで敵を倒すと中指をおったてます。

※ちなみに私はマチェーテの活用方法を知らないままプレイしていたので、ほぼ銃で敵を倒していました。

■サキがおもしろい

主人公の「大獄院・スマッシャー・サキ」はゲームタイトルのビジュアルを見ると戦闘狂のサイコパスのような印象を受けますが、どちらかというと軽いノリで敵をばさばさと倒していく強キャラ、というイメージです。それこそギャルっぽいノリで。

ゲーム進行中は画面右下にサキの表情が出ますが、眼もちょっとダルそうで、本気を出さなくともどんどん敵を倒している印象があります。

他にも敵を倒すと「おけまる」とかいったりする。戦っているのに結構ノリが軽いです。

ノリが軽い

ゲームオーバーになった時なんかも「血の気の多い人生でした~」なんて言ったりして軽いのが良い。

ゲームオーバー画面


■サキとオペっちとの掛け合いも面白い

サキをサポートするオペレーターとの掛け合いも面白いです。オペレーターはサキに任務の説明や情報提供を行いますが、終始淡々としています。
ただ、そのオペレーターに対してもサキは「オペっち」とフレンドリーに呼んだりして面白い。そんな彼女たちの掛け合いも本作の見どころの一つです。

「ん、オペっちとは・・・?」

■後記

『カルトに厳しいギャル-CULT VS GAL-』、ボリューム感としては小規模ながら、かなりノリのいい作品で、マチェーテと銃を駆使した戦いや主人公とオペっち(オペレーター)との掛け合いがとても軽快で面白いです。

タイトル画面でいきなり主題歌が流れたりサキのキャラクター性が面白かったりといった演出面もさることながら、FPSシューターとしても充分面白い作品でした。

500円、かつ短時間でプレイできるので、気になった方はぜひプレイしてみてはどうでしょうか。



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