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【2025年上半期版】yuhiy流ものかき塾とは?

ストーリーアドバイザーのyuhiyです。
社内シナリオライティング講師経験がある元シナリオライターという経験を活かして、現在私が取り組んでいるものに「yuhiy流ものかき塾」というものがあります。
これは、小説や台本、シナリオなど、文字媒体で物語を書く人を対象に開かれている講義です。
今回は、こちらの「yuhiy流ものかき塾」について、どのようなことをしているのかをもう少し詳細にお伝えしようと思います。


yuhiy流ものかき塾とは

理念

※以前のものから少し変更を加えたところもあるので、誤解を生みだしにくくするためにもひとつずつお話しします。
 
2025年以前のyuhiy流ものかき塾は、物語創作をお仕事に結びつけたい人を主に開講しました。
ここで言うお仕事とは「クライアントからもらうもの」の他に、「自分で作った作品を自分で売る」も含んでいます。
その名の通り、小説や台本、シナリオなど、文字媒体で書いた物語をお仕事に結びつけるべく、技術向上のほかにマーケティングの知識についても触れてきました。
ただ、yuhiy流ものかき塾0期を無事閉講し、1期を開講する準備をしていたときに気づいたのですが、必ずしも皆が皆、物語を書くことをお仕事にするというゴールは持っていないのではないかと考えたんですね。
そして、それは、正解だとも思うのです。
 
というのも、今はAIが猛烈な進化を遂げていますよね。
お話をただ作るだけなら、AIでも充分に可能な時代になりました。
でも、今の時点で私は、人の心を揺さぶる物語を作ることはAIにはできないと思っています。
なぜかというと、小説や台本、シナリオといった文字媒体のエンターテインメントの価値は「物語を作る自分自身」だと思うからです。そして、上っ面の薄いお話ではなく「物語を作る自分自身」を持った作品だけが、見る人の心を揺さぶれると信じています。
 
もちろん、おもしろい物語を書く方法や、物語を書く技術は大切です。
ですが、それらはあくまで手段にすぎず、目的にはなりえません。
 
一番大切なのは、作者が常識にとらわれず、人を、社会を、世界を、どう捉えているのかという「価値観」で、
その価値観を伝えるために、自分自身の物語のおもしろさを理解し、それを表現する書き方を身につけて、
その価値観を適切な方法で物語として表現できて、理解や共感をしてもらえたときに読み人はあなたの物語を「素晴らしい!」と思うのではないでしょうか。
 
そして、その「素晴らしい!」と、自分自身が行動し続ける中で生まれたタイミングが重なったときに、お話を書くことがお仕事に結びつくのではないでしょうか。
 
もちろん、お仕事にするためにお話をがんばって作っている人もいますし、そのやり方が間違っているとは思いません。「お話を書いて稼ぐ!」というマインドを否定するつもりは一切ありません。
ただ、私個人は、お仕事に結びつけるか否かは個々人に任せ、「自分の価値観を表現して、それがおもしろいと思ってもらえたら嬉しいな」という心持ちの人が増えてくれたらいいなと考えているので、こういう考えに共感していただける方にyuhiy流ものかき塾の受講を考えていただけたらと思います。
 

まとめると、今までyuhiy流ものかき塾では、
《手段》物語創作の技術を高め、経験値を得ていくことで
《目的》将来的にお仕事に結びつける
ために、私が持つ経験技術をお伝えしてきました。
 
ですが、これからは
《手段》物語創作の技術を身につけ、経験値を積んでいくことで
《目的》自分にしか表現できない物語を世の中に発表していく
《補足》その結果、物語創作がお仕事に結びつく可能性がある
というスタイルでyuhiy流ものかき塾を運営していきたいと考えています。


概要

定員は2名までとし、1ヵ月弱の期間で開講します。
ディスコードのサーバーを使いますので、事前にディスコードのアカウントを取得し、サーバーの入り方やテキストの打ち方、リアクションのやり方などをチェックしておいてください。
 
講義はすべて、ディスコードのサーバーにて、テキストチャットで行います。
音声通話はしませんので、喋るのが苦手な人でも安心して受講いただけます。
また、リアルタイムで受講する必要がないので、時間に融通がききます。
 
講義では、おもしろい物語とはなにか、自分の価値観はなにかという感性の深掘りから入り、それらを表現するための手法を学びます。
※以前に取り扱ったマーケティングの知識についてはカリキュラムから外しています。
 
講義内容は毎週金曜日の19:00~24:00の間に掲示されます。
また、講義内容と同時に課題も掲示されます。
課題は、およそ4~5日かけて取り組んでいただき、サーバー内にて提出いただきます。
課題の未提出が累計2回を超えた時点で受講が難しい状況だと判断し、サーバーから退室いただきますのでご了承ください。
最終週には、受講してみた感想などのアンケートを実施します。ご協力いただけると幸いです。
 
講義のほかにも、受講期間中1回の1対1の面談を行います。
こちらはリアルタイムで受けていただく必要がありますが、困っていることや相談したいこと、目的を達成するために講義は役に立てているかをyuhiyとテキストチャットでお話しします。
面談日の設定はこちらからご相談をお送りしますので、双方で話し合って決めましょう。


受講対象者

・小説や台本、シナリオなど、文字媒体で物語を書かれる方
(趣味やお仕事に関わらず、これまでに1作品以上、作品を完成させた方のみが対象です)
・プロ・アマ問いません
・個人で活動を行っている方
(趣味や同人活動で文芸系のサークルに所属している方は受講できますが、プロダクションなど企業に属して物語を創作するお仕事をしている方は受講できません)


強み

yuhiy流ものかき塾の強みは、以下の通りです。
1、少人数体制で講師の目が届きやすく、フォローが期待できる
2、個人の目的に合わせた学び方ができる
3、フィードバックが得られる

 
1、少人数体制で講師の目が届きやすく、フォローが期待できる
yuhiy流ものかき塾では定員が2名ととても少ないです。
現状、運営兼講師がyuhiyひとりだけなのもありますが……。
このような学びの場を提供するには、受講する方の満足度はもちろん、困ったときに気軽に相談できるフォロー体制が必要だと考えています。
今の私に、それが実現できるのは、一度に2名までだと判断しました。

2、個人の目的に合わせた学び方ができる
将来はプロとしてやっていきたいので、できていないところを重点的に指摘して欲しい。
商業レベルになるより、アイデア出しの力を磨いて、おもしろい物語をいっぱい書いてみたい。
などなど……受講に際して求めるものは様々かと思います。
個人の目的に合わせて添削を行いますので、望むスタイルでの受講が叶うのもyuhiy流ものかき塾の強みです。

3、フィードバックが得られる
自分が書く物語がほかの人にはどのように見えるのか?
自分が伝えたいテーマはちゃんと伝わっているか?
こういった疑問は、見てくれる人がいないとなかなか解決が難しいと思います。
yuhiy流ものかき塾では、受講される方に合わせた添削を行うので、特に独学で物語を作ってきた方にはとても参考になるものだと思います。


yuhiy流ものかき塾の歩みと将来

【開講済】0期

こちらについては、過去に記事内で振り返りを行っていますので、良かったら参考にしてみてください。
ただし、この記事に書いたもの以前に開講しているため、内容が今のものとは異なっている部分があることをご了承ください。


【2月開講】1期

1期は2025年2月に開講します。
本記事に書かれたことを基本として講義を進めます。
カリキュラムや受講方法などは、別の記事にて詳細に告知しますので、興味のある方はぜひ。
1期に参加するには、受講希望とともにyuhiyが出す課題を提出していただき、こちらから受講のお願いをする方に限られます。
ちなみに、0期を受講された方でも受講希望を出すことは可能です。


yuhiy流ものかき塾1期生の募集開始は間近に迫っています。
ぜひ、ご応募いただけるとうれしいです。

ここまで読んでくださり、ありがとうございました。

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