毎日超短話732「にわか短冊」
空から、パラッと一枚、短冊が降ってきた。
今日は午後は、ところによっては、季節外れの、にわか短冊が降ってくるかもしれません。と今朝の予報で言っていたっけ。
落ちたにわか短冊には、「おめでとう」と書かれている。「ありがとう」とつぶやいて、バックにそれを括り付けた。にわか短冊を付けた人たちが、笹の葉みたいに見えた。
一年前の超短話↓
本日で、毎日超短話2周年となりました。毎日書けるってことは、毎日平和に暮らせた、健康であったということでもあります。そんな奇跡の中で生きていることに感謝。3年目もこの日々が続いていきますように。