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毎日超短話747「皇帝感」

止まり木の隣のやつが、ペンギンぽい。股の間で卵を温めてるし、皇帝感がある。彼がふと、「飛べたらなあ」とつぶやいた。ペンギンに間違いない、と思った瞬間、彼は飛んでいった。その拍子に落ちた卵を受け止めて、わたしが今、温めている。皇帝感を出しながら。


一年前の超短話↓


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