【ストーリー短歌】Life goes on #うたすと2
月だけが背中を押してる夜だから「これは愛だ」と小指に触れる
触れている指先にまで届くようにわたしは静かに花束になる
シナプスに刻まれていく星砂をこぼれぬように抱きしめる夜
優しさが優しさ以上になったとき、ぼくらはきっと離れるんだろう
そのときが来たら「来たね」と言ってほしい、知らないうちに傷つく前に
傷痕を触って癒やす君の手の匂いがぼくを抱きしめている
いつの日か忘れたころにしあわせのブルーをanchor one's hope on ...
何周も見送っていた風景に今さら気づくMERRY-GO-ROUND
月だけが背中を押してる夜だから、ヴェールを上げるLife goes on.
-fin-
「うたすと2」の二次創作に参加させて頂きます。短歌をストーリー仕立てにしてみました。下記の曲からの創作です。