見出し画像

毎日超短話890「わたし」

仕事でたまたま母校のまえを通りかかると、そこから高校時代のわたしが出てきた。わたしはわたしと目が合って、なんと言っていいのかわからずにいる。しばらくすると、その子はちいさく笑った。わたしも微笑み返す。わたしはわたしに勇気づけられている。


妻のエッセイ(2024)↓


一年前の超短話↓


いいなと思ったら応援しよう!