毎日超短話851「隠しトラック」
確かこれ、隠しトラックが入ってたんだよなあ。と思いながら無音になっても続いているCDの秒数表示を見ている。すると、目の前にミニチュアの陸上トラックが現れた。そのレーンを中学生のわたしが走っている。今よりずっと生きづらそうだけど、その汗が、あまりに美しい。頑張ってたね、わたし。隠しトラックは、そっと消えた。
一年前の超短話↓
詩のコンテストを開催します↓
確かこれ、隠しトラックが入ってたんだよなあ。と思いながら無音になっても続いているCDの秒数表示を見ている。すると、目の前にミニチュアの陸上トラックが現れた。そのレーンを中学生のわたしが走っている。今よりずっと生きづらそうだけど、その汗が、あまりに美しい。頑張ってたね、わたし。隠しトラックは、そっと消えた。
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