毎日超短話764「独裁者」
独裁者が夢に出てきて、「俺の話を聞いてくれ」と言った。何も答えずハグをすると、彼は赤ん坊のように泣き出した。目が覚めてカーテンを開けると、路面が濡れていた。ベランダの欄干に付いた雨粒が、乱反射している。
一年前の超短話↓
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独裁者が夢に出てきて、「俺の話を聞いてくれ」と言った。何も答えずハグをすると、彼は赤ん坊のように泣き出した。目が覚めてカーテンを開けると、路面が濡れていた。ベランダの欄干に付いた雨粒が、乱反射している。
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