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毎日超短話746「雷雲のかけら」

恋人と散歩をしているとき、雷雲のかけらを見つけた。てのひらサイズで、ピカピカ光って微弱の電気を落として、雨を降らす。恋人がそれを両手で掬うと、やがて雨は止んで、半円の虹が出た。この人とずっといようと決めたのは、そのときだ。


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