見出し画像

毎日超短話727「あすなろ」

息子が、あすなろの木の下あるベンチに向かって歩いていった。ヨチヨチとまだおぼつかない足取りでベンチに辿り着くと、木を見上げた。明日はなろう、大きなぼくに。そう思っていた、ちいさなぼくが、そこにいる。


一年前の超短話↓


いいなと思ったら応援しよう!