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毎日超短話714「熱帯夜」

熱帯夜に書いた主張の強いエッセイの文字が、床にポロポロ落ちている。触ると熱い文字たちを窓の外へ逃がすと、文字は真っ黒に焦げて、気温が0.1度上がった。夏が暑いのは、ぼくのせいかもしれない。


一年前の超短話↓


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