質問40.人間関係の理想と現実の差の要因はなんですか?
前回は人間関係において現実には「自分から見た現実」と「相手から見た現実」の2面性がある、ということについて考えてみました。
今日はその中の「自分から見た理想と現実の差の要因」について書きたいと思います。
昨日紹介した「自分の小さな『箱』から脱出する方法」の中で、人間関係の認知のゆがみが出るステップの最初に、
①自分が他人のために「するべきこと」だと感じたことに背いた行動を「自分への裏切り」と言う。
というフレーズがあります。
全ての始まりは「自分への裏切り」から始まる、とのことです。
これは日常でも起こり得ることではないでしょうか。
例えば、
「今度こそまともな人と付き合いたいのに、ついだめんずと付き合ってしまう」
「いつも自分のプロジェクトは途中で空中分解してしまう」
といったように、周囲の環境が変わっても気が付けばいつも同じ人間関係の悩みを抱えていたりします。
これは自分が持っている「信念」が起こしてしまう行動パターンと言われています。
そしてその「信念」のことを「メンタルモデル」と呼びます。
詳しくはこのnoteにめちゃくちゃ分かりやすく書かれているので、興味のある方はご一読ください。
頭では「このように行動するべき」と分かっていても、深層心理の中にある信念がその行動をじゃまをしてしまう…。
そしてその信念を守るために、自己防衛(自分は悪くない、周囲の人間関係が悪い)が始まります。
これが次のステップ
②一旦自分の感情に背くと、自分を正当化するために他人のせいにする。
につながっていくのです。
例えばいつもだめんずと付き合ってしまう人は、「ありのままの私は愛されない」という信念に基づいてパートナーに尽くしてしまう傾向があるそうです。
その結果、そうした人を敏感に嗅ぎ分けるだめんずが引き寄せてしまったり、自分が尽くすことで相手をだめんずにしてしまったりします。
この人に友達が「あまり尽くしすぎない方がいいんじゃない?」と言ったとしても、
「だってご飯の用意をしておかないと彼の機嫌が悪くなるから」と自己を正当化して他人(この場合は彼)のせいにします。
そしてうまくいかなくなると「あんなに尽くしたのにやっぱり私は愛されない」という「信念」に戻っていくのです。
こうした自分自身の信念が「自分が望まない人間関係」を引き寄せてしまっていることがあります。
それを防ぐにはどうしたらいいのでしょうか。
ご紹介したnoteにも書かれていますが、まずは「自分の信念」がどのようなものか、を知ることが第1歩かと思います。
自分自身のことは意外と分かっていないものです。周りの人間関係の問題が実は自分の信念からきているという話は驚きでしたが、信念に向き合うことが重要だと感じました。
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