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【参加記録】【アフターコロナ】SDGsを“指標”にしたビジネスであなたが変える未来
■なぜ今SDGs?
SDGsは015年9月の国連総会で採択された『我々の世界を変革する:持続可能な開発のための2030アジェンダ』と題する文書で示された2030年に向けた具体的行動指針です。
ここ最近企業での取り組みも進み、よく知られたフレーズですが具体的にどのような取り組みがあるのか、自分たちはどのように関わればいいのかなどは知りませんでした。
そこで今回友人の黒野正和さんが主催されている
【アフターコロナ】SDGsを“指標”にしたビジネスであなたが変える未来
イベントに参加してみました。
(6/29・30も開催予定です)
https://www.kokuchpro.com/event/lacique20_06_282930/1244711/calendar/
■イベント内容
冒頭は参加者同士で「コロナをきっかけに変わったこと」について話し合いました。
コロナにより全世界で経済活動が停止したことをきっかけに、
・イタリアの大気汚染が解消された
・インドでヒマラヤ山が見えた
https://www.greenpeace.org/japan/sustainable/story/2020/04/24/13407/
など環境改善の報告も多数あり、経済活動と自然の関係が明確に見えて
「経済と自然のあり方」について考える機会にもなったという声がありました。
日本でも緊急事態宣言が解除され「withコロナ」や「ニューノーマル」と言われる中で、「経済と社会や自然」との両立への関心が高まっていると感じます。
■社会課題は企業が取り組む時代に
これまではSDGsと言えば
・寄付・ボランティア
・行政の取組
といった「個人の善意」や「公の機関がするもの」というイメージが強かったのですが実際の企業活動と環境問題がどのように関わっているか、パーム油問題を取り上げて分かりやすく説明していただきました。
こうした事例でも分かるように、企業活動はSDGsに代表されるような社会問題に直結します。
また、SDGsに取り組む企業のメリットとして
・投資が受けやすくなる
・お客様から選ばれやすくなり、結果価格勝負の商売がら脱することができる
・特にミレニアム世代からの支持を受けやすくなる。
といったこともあり、これからは企業がSDGsに本気で取り組む時代であるということを実感しました。
■社会課題をビジネスで解決する
これからの日本は人口減少に伴って様々な社会課題が発生します。
人口減少は確実に起こる未来であるため、そこから教育・医療・行政・地域など様々な領域で起こる変化が予測しやすくなります。
これから起こる課題を解決するための指標や、取り組み事項としてSDGsはとても有効です。
そもそもビジネスとは「誰かのお困り事を解決すること」から始まっているので、近い未来に起こることを予測してビジネスの種をまくこと重要だと感じました。
またこれから人生100年時代
「自分がどのように生きたいか、何に命を使いたいか」
という思いがなければ働き続けることは難しくなります。
その際、SDGsの項目を見ながら
「自分が解決したい問題は何だろう」
「放っておいてもつい行動してしまうことは何だろう」
ということを考えてみることは個人の生きがいにもつながるのではないか、と思いました。
具体的にSDGsをビジネスにつなげるプログラムも行われます。
(ご興味がある方がいらっしゃったらコメントください。)