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#423 不安になりやすい人は「確率」を勉強すれば楽になるかも。
常に不安や緊張を感じて疲れる。
自分は昔から石橋を叩きたくなるタイプなんですが、それはやっぱり不安になるから。
挑戦したいけど失敗したらどうしようとか、いろんなことを想像しては怖くなってやめる。みたいなことがたくさんある。
でもそれって本当に起こる不安なの???
不安症をなんとかしたいと思いこの本を読みました。
不安がいかに的はずれなのか。ということが本書を読めばわかります。
不安になりやすい人は確率で考えない
不安になりやすい人ほど確率を考えないと本書には書いてあります。
高齢者が交通事故を起こすから免許返納を必要以上に迫るケース。
これは確率的にいうと的外れだそうです。
高齢者で交通死亡事故を起こす人は、2万人に一人。と言われています。
確率にすると「0.005%」とのことですが、一人の高齢syが事故を起こしたからといって、残りの「1万9999人」に免許返納を迫るというのは、少し行き過ぎた考え方といえます。
確かにSNSを見ると、高齢者に免許返納を迫る強い言葉を目にすることがあります。なんとなく高齢者=事故を起こしやすい。というイメージがありますが、これって本当なんでしょうか。
確率的にいうと0.005%。なのに、不安になりやすい脳みそは、すぐに悪い方向に考えてしまいます。
これと同じことが、日常でも起こっているのです。
その不安は起こらない場合がほとんど
挑戦して失敗したらどうしようか。
商談をミスったら…
案件をやりきれないかも。
不安になる気持ちはわかりますが、実際にやってみると大丈夫なことがほとんどです。
自分も今までを振り返ってみたら、なんとかなってることがほとんど。
にもかかわらず不安になると、あたかも確実に起こるかのようにイメージしてしまう。
確率で考えると、数%なのに。
不安な時は確率を意識する
不安になるときは、それってどれくらいの確率で起こるの?
と自分に問いかけてみよう。
基本的には大丈夫なはずだし、数パーセントの失敗を恐れる必要なんかない。
不安で頭を埋め尽くすのではなくて、「確率」という冷静さで考えるようにしよう。