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#422 ノルウェイの森を読むと、大学の頃に憧れていた恋愛のあれこれを思い出した

村上春樹の有名な小説「ノルウェイの森」を読んだ。

以前読んだ「海辺のカフカ」よりはずっと読みやすいし、感情移入もしやすくてスラスラと読めた。

内容は大学生の恋愛模様を背景に、主人公が精神的に成長していく物語。
とにかく主人公がモテる。

海辺のカフカもそうだったが、村上春樹の主人公はなぜか異常に女性にモテる人物だ。
あっちの人にしようか、こっちの人にしようか。と主人公は深刻に悩むのだ。
そんな自分は薄情なのでしょうか。と知人に相談したりするのだが、自分には経験のないことなので全く共感はできない。

なんだか大学の頃に一度は憧れたことがある感じだな。なんて思い出しながら読んだ。

この小説は世界中で売れまくった本らしく、累計で1300万部異常発行されてるらしい。
それだけ、主人公の恋愛に翻弄される悩みや、青春時代の葛藤が人の心を打つのだろう。

とりあえず読みやすかったので、村上春樹初心者にもお勧めできる作品です。

そしてノルウェイの森とは、ビートルズの曲が由来。
作中でも何度も主人公と主人公の彼女が、曲について話すシーンが出てくる。
そんな風に知らない歌に出会えたりするのも村上文学の良いところだ。


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