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生きるのが苦しい

子供の頃から見えない壁に囲まれているような
自分だけが周りから浮いている感覚
進めない感覚
あの頃から何十年経ってもそれは変わらなくて
苦しんでいるのが日常になりすぎて
それが自分にとっての普通
子供の頃との違いといえば
客観的に自分やまわりの「症状」を見れるようになったこと
「情報」として生きづらいと言われる人の特性に気づくのができること
「知った」から「そうなんだな」と納得できること
苦しみは半減はしないけど
なんでこうなんだと責めるより「仕方ない」と思えるのは救い

友人、仕事、子供の学校、生きていると沢山の大人と関わりあっていかなきゃならない
接すれば接するほど、私は人と違う
それでも一生懸命 周りと同じように生きなければと自分を集中させて溶け込むように過ごす
「普通」ってなんだろうね「普通」なんていや
「普通」になんてなりたくない
そんなあたなたたちはだれよりも「普通」。
羨ましいほどに「普通」。
普通に生きれないのは個性的ではない
かっこいいことでもない
苦しみが伴う一生の苦行
知って欲しい、普通が1番難しい

同じような感覚だと笑い合える友もいる
彼女や彼らの苦しみや辛さはそれは絶対に本当だけれど
結局いつも身体の奥底にひとりぼっちが消えない

みんなは毎日死にたい消えたいと思っていないのを知った
みんなは常に頭の中で雑音が鳴っていないと知った
みんな、相手の言葉が滑らないで聞き取れていると知った
文章も一度で読めると知った
みんな、頭の中の雑音が大きくなって、自分を責めないんでしょう?

それならすでにみんなは「持ってる」じゃん
スタンダードを持っていて、その土台の上に毎日の悩みや辛さが蓄積されている
私はスタンダードが無くて、真っ暗な穴
よーいどんでスタートしても
まずは穴から這い出さなきゃならない

まだ穴から這い出せていない
普通に生きたい人生だった

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