四次元ポケットのないドラえもんに価値はあるのか(2024年ver.)
さてさてさて。
「四次元ポケットのないドラえもんに価値はあるのか」
というタイトルで始まったこのnoteですが
先日ある方と「若者の居場所づくり」
について語っていた時
「土橋さんはあくまでドラえもんが
必要ということで四次元ポケットは
なくてもいいということですね」
という一言から始まりました。
僕は一瞬沈黙しました。
頭の中をたくさんのことが駆け巡りました。
(自分、ドラえもん大好きなので普段から見ていて、その様々なシーンと今自分の思う社会に必要なこととを照らし合わせていました)
結論「四次元ポケットのないドラえもん」で
充分だと思いました。
「ドラえもんは、四次元ポケットがなくても
のび太くんにとって必要な存在だ」
という言葉のほうが正確かもしれません。
いくつかに分けて話していきます。
1.そもそもドラえもんとは
必要ない、という方もいるかもしれないが
ドラえもんをご存知ない方も
いる可能性は否めない。
一応説明する。
まずはドラえもんの姿について。
こんな愛らしい笑顔と
一度は触れてみたくなる
ふくよかな体型をしている。
テレビ朝日のキャラクター紹介欄には
こう書いてある。
ちなみに
見てお分かりの通り
「1293」で統一している。
余談だが、この数字にしている理由は
だそう。
やさしい。
僕は藤子先生に惚れました。
一応、のび太についても触れておく。
ちなみにちょっと現代的な話をすると
のび太はADHD(注意欠陥多動性障害)
なのではないか論も出ている。
ADHDを知りたい方はこちら
他にもたくさんのキャラクターが出てくる。
将来のび太と結婚する、クラスのマドンナ的女子や
乱暴ではあるが、友情に熱く、友達想いのガキ大将男子
家が裕福で、自慢しいなのが鼻につく世渡り上手男子など
説明していたらキリがないので
気になる方はこちらをどうぞ。
22世紀からやって来た未来の
お世話ロボット”ドラえもん”と
世渡りが下手な心やさしい
男の子”のび太”を中心に
日常のドタバタ劇を描いている。
ちなみに映画はハンカチ必須だ。
2.ドラえもんとのび太の関係性
ここでダブル主人公とも言える2人の
関係性について、実際の描写を例に
提示していこうと思う。
まずおっちょこちょいだと言われる
のび太が普段どんなことを
やらかしてしまうのか紹介していく。
これは氷山の一角でしかないが
実際に普段からドラえもんを見ている人も
よく見る景色だと思う。
ちなみにのび太は学校のテストは
基本的に0点である。
こんな時、のび太が
どういう心境になるかというと
こんなふうになる。
そしてこの状況に慣れすぎたドラえもんは
こんなことを言ったこともある。
なぜか顔が仏様のようだ。
ちなみにのび太は自分でドジを踏んで
落ち込むことももちろんあるが
友達のジャイアンやスネ夫にいじめられたり
なんでもできる出木杉くんに嫉妬したり
大好きなしずかちゃんに振り向いてもらえなくて悲しんだり
ということもかなり多い。
そんな時、ドラえもんに助けを乞う。
この場面を何千回見たことか。
のび太にとってドラえもんは
頼れる存在であることは間違いない。
頼られたドラえもんが
どんなことをするかというと
四次元ポケットから
未来のひみつ道具を出して
のび太を助けようとする。
ここでご存知ない方のために
ひみつ道具をいくつか
人気ありそうなものを中心に並べてみる。
・どこでもドア
瞬時に行きたい場所に行けるひみつ道具。扉をひらけば、世界中どこへでも行けてしまう。
・タイムマシン
未来・過去を問わず、いつでもどこにでも行くことができる。ドラえもんもこれで未来からのび太のところに来た。
・アンキパン
パンに覚えたいことを書き、それを食べるだけで書いたことを完ぺきにすべて暗記することができる。
・ほんやくコンニャク
食べるだけで何か国語でも理解することもしゃべることも可能になる。映画でよく活躍する道具。
こんな便利な道具がたくさんある。
ここで次の話に移る。
3.ドラえもんはひみつ道具を上手に使えている?
そう。
上記にあげたように
のどから手が出るほど欲しい便利な道具が
四次元ポケットから続々と出てくるのだが
実はドラえもんは上手に道具を使えていない。
例えば失敗使用例をあげると
・タイムマシン
のび太が学校の宿題をやりたくないとドラえもんに宿題を代わりにやってもらうよう交渉をする。ドラえもんはどら焼きを条件に引き受けた。
ただドラえもんはここで思いつく。一人でやるより、未来の自分を連れてきて一緒にやればいいじゃないか、と。そこでタイムマシンに乗り、2時間後、4時間後、6時間後…と連れてきて一緒にやるのだが、元は同じ自分。みんな楽をしようとするので、殴り合いのケンカになってしまうのだ。結果、朝になると、傷だらけの十数人のドラえもんが部屋に横たわっている。
・ゴルゴンの首
廊下に立たされても、足が疲れない道具を出してほしいと頼むのび太。
ドラえもんが出したのは「ゴルゴンの首」。
箱に入った蛇の石像の目から出る光線は、生き物の筋肉をこわばらせて、石のように動けなくする。
足は疲れなくなったが、タケコプターで移動中に、のび太はゴルゴンの首を裏山に落としてしまう。
ゴルゴンの首は、速度は遅いが自ら移動することができ、学校の先生、スネ夫、そしてドラえもんまでが石にされてしまった。
・のろいのカメラ
のび太をいじめたスネ夫にドラえもんは怒り、「のろいのカメラ」で仕返ししようとする。のろいのカメラは、写した人物を人形にし、その人形にしたことが、現実になるというもの。
しかし、その道具をポケットから出したはいいものの、その恐ろしさに仕返しをためらい、つい居眠りしてしまう。
そうとは知らず、のび太が、何気なくそのカメラでドラえもんを写すと、カメラからドラえもんの人形が出てくる。
のび太はパパとママも写し、3人の人形をしずかにあげる。
しずかはさらに、隣に住むガン子に人形をあげてしまう。
ガン子はジャイ子と、その人形を使ってお医者さんごっこを始める。
熱があると言って、パパとママの人形を冷蔵庫に入れるガン子。
すると、パパとママは寒くてたまらなくなって…。
こんな恐怖めいたことが
ひみつ道具によって起きている。
ただ、バカとハサミは使いよう。
上手に使えば、良い結果を招くし
冷静に第三者から見ると
のび太の悩みに対して
どういうアプローチをするかが重要で
ドラえもんはそこに問題があるように思う。
何が言いたいかというと
ドラえもんはのび太に
頼られてはいるが
結果的にのび太が
満足する結果に至らないことが
かなり多くあるのだ。
そう、ドラえもんは
実は結果を出していない。
4.ドラミちゃんという存在
ここでドラミちゃんを登場させて
違った視点で話を進めてみる。
そんな未来のロボット。
実はドラミちゃんは、ドラえもんより上手にひみつ道具を使うことができる。出演回数は少ないが、あくまで「のび太の努力あっての結果」を念頭に置き、サポートの役割を果たす道具を選んで、使用する。
例えば
・ウラシマキャンディー
ウラシマキャンデーは、おとぎ話の『浦島太郎』みたいな体験ができるキャンデー。これをなめてから人に親切にすると、必ず喜ばれて、恩返しされる。
ジャイアンやスネ夫たちのパシリにされたのび太。親切心から素直に従うが、お礼を言われるどころか、とばっちりで怒られる始末。いよいよ嫌になって助けを求めたところに、ドラミちゃんはウラシマキャンディーを出した。
・ハツメイカー
ハツメイカーは、注文に応じた道具を発明して、その設計図を発行する機械。
のび太はいつもひみつ道具に頼ってばかり。これではのび太が成長できないと思ったドラえもんは、たまには自力で問題を解決するようにのび太を諭す。
だがドラえもんがきつい言葉を使ったことにのび太がカチンときて、ケンカになってしまう。売り言葉に買い言葉、挙げ句の果てにドラえもんは未来へ帰ってしまった。
それを知ったドラミちゃん。一人になったのび太を心配し、二人が仲直りするまでの援助としてのび太に授けたひみつ道具が“ハツメイカー”。
そう。
みなさん、お分かりの通り
どちらものび太の行動をサポートするもの。
ウラシマキャンディーは
誰かのために何かをすることで
自分に良いことが返ってくる。
彼の本来持つやさしさを
行動に変えるための道具。
ハツメイカーは
道具に頼りきりだった彼に
自分の努力次第でなんでもできるようになる
己の可能性を見出してもらうための道具。
ドラミちゃんはあくまで
のび太本人の意思や
キャラクターを尊重し
その良さを引き出すことを意図して
道具を選んで使うのだ。
もちろんすべてにおいて
ドラえもんがダメだ
というわけではないが
ドラミちゃんの登場回を見ると
その差は歴然である。
ただここで着目したいのが
のび太がドラえもんとドラミちゃん
どちらの存在を好いているのか
という点だ。
5.のび太は本質的に何を求めているのか
実は、のび太が泣いて家に帰って
たとえこんなふうに2人が並んでいても
結果はこのようにドラえもんに泣きつくのが毎度のことである。
のび太は
ドラえもんとドラミちゃんの
両方が目の前にいても
ドラえもんを選ぶのだ。
過去にのび太からはこんな発言もあった。
ドラミちゃんの現実的なアドバイスに
のび太は気にくわない態度を示す。
そう。
のび太はアドバイスを求めてはいないのだ。
もっと言うと、表面上は
便利なひみつ道具を
求めているように見える。
ただ深層心理的には
話を聞いてくれる相手を求めている。
ドラえもんのスタンスは基本こうだ。
「うん、うん」と聞く姿勢
「君の気持ちはよくわかる」と共感する姿勢
「大変だったね」とその苦労を認める姿勢
ドラえもんは、基本的に
のび太の苦労・悩みを受けとめ
一緒にそばにいる姿勢をとっている。
その傾聴の姿勢は素晴らしいものだと思う。
カウンセラーにも引けを取らない。
そしてこんなことも言う。
がんばれば、いつか報われる時が来ると。
あなたにもみんなと同じく
そのチャンスはあるのだと。
そして意外にもこんなことも。
あまりドラえもんを見ない方は
驚くかもしれないが
ドラえもんはのび太に
喝を入れることもある。
ただ、今世間で騒がれる
ブラック企業で起こるような
人格否定や罵倒ではなく
彼の可能性を信じた言葉をかけている。
そして何より本気である。
彼の未来に。
のび太にできないことが
多いことも知っている。
そもそもそれを理由に
未来ののび太から
20世紀に送られたのだから
もちろんである。
学校は遅刻する、
テストは0点ばかり取る、
運動は全くできない、
へりくつばかりで、マイナス思考、
そんなのび太を
ドラえもんは心から信じている。
「あきらめるな」
「努力すれば道はひらける」
「考え方を変えてみろ」
のび太の人生を諦めることをしない。
もはやこれは愛情以外の
なにものでもないと思う。
伝わるだろうか。
僕が伝えたいことが。
6.四次元ポケットのないドラえもんに価値はあるのか
やっと最後の話に入る。
のび太は、ひみつ道具をもらうために
ドラえもんに泣きついているわけではない。
理不尽にいじめられて悲しかったとき
できないことがあって自分がイヤになったとき
好きな相手と仲たがいしたとき
生きる価値を自分に見いだせなくなったとき
人に負けて悔しかったとき
どんなときもそばにいてくれる
よしよしと背中をさすってくれる
大変さを理解してくれる
悲しみに共感してくれる
自分のために怒ってくれる
存在しているだけで認めてくれる
そんなドラえもんという
安心できる居場所を求めている。
ただここで断っておきたいことがある。
なにも四次元ポケットや
ドラミちゃんが
いらないというわけではない。
むしろそれらがなければ
この物語も成立しないし
ドラえもんだけでは
彼の成長は難しいと思う。
ただ彼が
いじめられても
みじめな思いをしても
生きる希望を失っても
生きよう、と思えるのは
またがんばろう、と思えるのは
ドラえもんという居場所あってこそだと思う。
これを読んでいるみなさんも経験があると思う。
悲しみに明け暮れたとき
自分の涙を受け止めてくれる誰か
自分の悲しみに共感してくれる誰か
自分の可能性を信じてくれる誰か
その言葉や関わりで
「またがんばろう」と思えた経験が。
居場所は
死にそうになったらあそこに行けば大丈夫
と思える最後の逃げ場。
居場所があることによって
希望を見出す余力が生まれる。
僕も今まで死にたいと思うことが何度もあった。
赤信号の横断歩道に
何度飛び出そうと思ったことか。
でもそのたびに
涙を見せてもいい相手
共感を示してくれる相手
「一緒にがんばろう」と声をかけてくれる相手
ただただ横にいてくれる相手
そんな人がいたから
そんな居場所があったから
人生をあきらめずにやってこれた。
のび太にとってドラえもんは居場所である。
本質的には、のび太は四次元ポケットを求めていない。
問題の解決ではなく、安心できる居場所を求めている。
居場所は希望を生む。
そして希望は挑戦を生む、と僕は信じている。
最悪あそこに行けば大丈夫。
そんな居場所があることで
人は挑戦しようと思える。
自分自身の人生に挑戦しようと思える。
「挑戦」と聞くと、人は
会社を起こすことだったり
レベルの高い進学先を目指すことだったり
そんなイメージをすると思う。
でも僕がここで言う挑戦はそうじゃない。
学校で、初めましてのクラス。
話したことのない隣の子が
消しゴムを床に落としたとき
人見知りな私はどうしようか悩んだが
勇気を振り絞って拾って
「あの、これ…」と声をかけること。
前日に学校でイヤなことがあって
学校に行きたくないと思っていたけど
「いいことあるかも」と思うことにして
玄関を開けて一歩踏み出すこと。
悪いことをしてしまって
本当は怒られるのが怖いけど
心が落ち着かないから
勇気を出して正直に謝ること。
バスケで3ポイントシュートが苦手だし
ゴールをはずすのが怖いし恥ずかしいけど
上手くなりたいから
みんなの前でも勇気を出して
練習を一生懸命がんばること。
日直を任されたある日。
話すのが苦手。人前に出ると緊張する。
でも周りは応援してくれる。
自分を信じて任せてくれたから
ぶるぶる震えながら
前に出て、がんばって発表をすること。
そんな日常のちょっとしたことも
立派な挑戦である。
この挑戦がどうしてできるのか。
それは、失敗したときに
気持ちを受け止めてくれる人がいるから。
その努力や勇気を認めてくれる人がいるから。
だから挑戦しようと思える。
居場所は、希望と挑戦を生む。
ご存知の方も多いかと思うが
「帰ってきたドラえもん」という回で
のび太はいじめっこのジャイアンにケンカを挑む。
絶対に勝てないことはわかっている。
地元で一番強いガキ大将に
のび太が勝てるはずがない。
でも勝負を挑んだのだ。
ドラえもんのために。
ドラえもんがいたから。
僕にずっと寄り添ってくれた
僕をずっと応援し続けてくれた
ドラえもんがいたから。
だから挑んだ。
絶対に勝てないのに。
自他ともに認める無理な挑戦だったのに。
でも結果、勝った。
ケンカという勝負では負けていたと思う。
だが、ジャイアンはそののび太の
諦めない姿勢、粘り強さ
絶対に負けないんだという気迫
そんなものに怖気づいて
負けを認め、逃げてしまう。
居場所は、時に信じられないパワーを生むし
それが奇跡を起こす。
この社会には
ドラミちゃんも四次元ポケットも
たくさんあると思う。
時代が進むとともに、増えてきたと思う。
ただドラえもんの存在が
まだ足りない。
もしかしたらいるのかもしれない。
でもそれが必要としている人に届いていない。
大勢の人の心を見られる
1人のプロのカウンセラーより
たった1人の誰かの居場所になれる
大勢のドラえもんが
今の世の中には必要だと思う。
そこに四次元ポケットはいらない。
四次元ポケットを持つことによって
「解決するための手段」に
思考が集中してしまい
目の前の人の心の叫びに
気付けなくなってしまうかもしれない。
一人ひとりが誰かの居場所になる。
そんなことができるようになれば
この世の中はもっと生きやすくなるし
より挑戦しやすい社会になると思う。
もう出したくない。
希望を見出せず、自分の人生を諦め
社会に怒りや悲しみを残し
ひとりでこの世を去ってしまう人を。
もう誰もひとりにしたくない。
僕ひとりでできることには限界がある。
でもこれを読んでくれたあなたが
僕の知らない誰かの居場所になることができれば
できないことがなくなっていく気がする。
あなたの大切な人。
あなたが気にかけるあの人。
あなたが相談を受けたことのあるあの人。
ひとりで生きづらさを抱えるあの人が
「生きよう」と思える未来をつくるために
あなたにもあの人の居場所になってもらいたい。
僕らのところには毎日
子どもの不登校に悩む保護者から相談が届く。
これまで1000人以上の声を聴いてきた。
10年ほど前には
高校生大学生をメインに相談も受けていて
当時も年間200件以上の声が届いていた。
相談に初めて来た方には
私はドラえもんのような姿勢で
関わることが多い。
求められなければ、特にアドバイスはしない。
「うんうん」とうなずき、共感を示し
彼らの「ひとりぼっち感」の色を
できるだけ薄めるために
その時間、全力で耳を傾けることに集中する。
心の声を引き出すことに全力を尽くす。
また、最近は悩みを抱える本人だけでなく
その当事者の身近にいる方からの相談も増えた。
「身近にいる〇〇が悩んでいるけど
どう接していいかわからない」
「私自身その影響で気持ちがそわそわして
落ち込みやすくなってしまった」
そんな悩みを持つ相談が多い。
特に不登校の子の親御さんに関しては
当事者であり、同時に支える側でもある。
大切にしたいあの人が
目の前で苦しんでいるのに
どうすることもできず
自分にも影響が出てしまっている。
本当にくやしい。
この社会には
努力ではどうすることもできないことがある。
現実の出来事だとは到底思えない
そんな環境で苦しい状態にある人が大勢いる。
解決方法の見つからない
八方塞がりな状況で
難題をいくつも突き付けられ
毎日のように新しい問題にぶつかり
心がぼろぼろになってしまっている人が
大勢いる。
そんな彼らがまず必要としているのは
お金じゃない。
解決策じゃない。
絶対的な味方だ。
自分のすべてを受け入れてくれる居場所だ。
解決に向かうのは
それがあってから
できることである。
心がぼろぼろの状態で
「次に何をするか」なんて
思えないし
冷静な判断を下せるわけがない。
一人ひとりが誰かの居場所になる。
そんなことができるようになれば
この世の中はもっと生きやすくなるし
より挑戦しやすい社会になると思う。
最後に。
ドラえもんとのび太のように
一人ひとりに、素直に涙を流せる相手がいる社会
をつくりたいと思っている。
この人の前ならどんな自分であっても大丈夫。
そんな”誰か”をすべての人に届けていきたい。
これからもそのために全力で動いていくので
みなさんの力もお貸しください。
シェアやコメントだったり
僕のSNSへのメッセージだったり
僕が代表のNPOのクラファンに寄付をしたり
なんでもいいです。
何かしらのみなさんのアクションが
誰かの居場所につながることを祈っています。
長い文章でしたが
最後まで読んでいただき
本当にありがとうございました。
やまない雨はありません。
そして80億人いるこの地球に、あんたの味方がひとりもいないなんてありえません。
絶対に。
もし身近にいなければ私がその1人目になります。
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