適応障害になって、わかったこと

お久しぶりのnote
タイトルがイカついですが..笑

タイトルの通り、私は職場の対人関係がトリガーで
休職することになったんです。

自分を我慢して、周囲を優先して
自分の心を削ってずっと頑張っていたら
あることがきっかけで

自分は何のために頑張っているんだろう

と思ってしまい、人生で初めて
心がポキッと折れる音がしました。

この職場にいる限り、
ずっと仕事以外の人間関係で
振り回されて自分の大事なエネルギーが　
根こそぎなくなってしまう

そう思うと未来に絶望してしまって
頑張る意味が見出せなくなってしまいました。

そこから雪崩のように
身体の節々で不調が生まれていきました。

眠れない。
食欲が湧かない。
焦燥感と不安が交互にずっと襲う感覚。
身体は重く足取りも重い。
何もしたくない。

おかしい。
いつもの私じゃない。

全てのモチベーションがなくなり
仕事に行くことも辛くなってしまった。

藁にもすがる想いで
クリニックに訪れて、おじいちゃん先生に言われた
言葉が今でも覚えています。

　

今まで本当によく頑張ったね
とっても辛かったでしょう
もう大丈夫だからね

適応障害という名前で診断書を書きますから
休職しましょう、と言われたときに
今にも涙が出そうな自分に

あぁ、自分はこんなにも辛かったんだ
とやっと認識することができました。

正直自分は鬼のポジティブ人間なので
メンタル不調でぶっ倒れるなんぞ
夢にも思わなかったのですが
こうなるまで気づかないくらい
必死だったことにも気づきました。

よく世間一般で嫌なことがあっても
立ち向かうんだ！困難を乗り越えた先に幸せがある！
なんて言うけれど、今回の一件を通して

残念ながら
やりたいことにチャレンジしても
頑張れないことがある。
でも、無理に頑張る必要はない。
嫌なことから逃げていい！！
自分を守るのは、自分しかいない

心の底からそう思いました。

そして実は私は
周りから見れば何も考えてなさそうな頭お花畑な
ポジティブなニンゲンに思われがち
(いや、、間違ってないかも..笑)
ですが
平和主義な性格故に
相手が何を考えてるか察知して
自分よりも周りを優先してしまうところがあります。

前までは
みんなが笑顔だったら私も幸せ
となんとも天使のような考えをお持ちだったんですが、笑(自分で言うな！笑)

これって裏を返すと

自分の気持ちに蓋をして我慢している状態

それって本当の自分は嫌がってるのに
自分を削って相手に合わせようとしてる、
それって 結果的に “単なる自己犠牲”　でしかない
ことに気づいたんです。
ぶっ倒れてやっと気づきました。笑

優しさは、まずは自分を満たした上で
溢れ出た余剰を他者に与えること。
自分を削ってまで優しさを与えるのは　
自己犠牲でしかない

どこかでこんな言葉を目にしましたが
本当にその通りだなぁと思いました。

気づいたはいいものの、
自分の性格って変えるのは難しい。。
でも、まずは

自分って何が嫌なの？
嫌だったらちゃんと嫌だと相手に伝えること

これをまずやっていこうと心に決めました。
自分の心の中には
大人な自分と3歳児くらいの感情に素直な赤ちゃんな自分の2人いると思ってます。(なんやそれ笑)

イメージ的に
自分の心の中の赤ちゃんは何がイヤって言ってんだろう、何をしたら心の中の赤ちゃんは喜ぶかな
と考えてみるようにしました。

すると今までは
大人の自分が

休職してても早く復職しなきゃ！
早く元の自分に戻るためにもまずは仕事に慣れていかなきゃ！

と呪文のように頭で言い聞かせて
仕事思い出して苦しくなるという最悪なループ笑笑
にハマってしまったのですが

じゃあ、赤ちゃんの自分は
何が嫌かなぁ〜？
何がしたいかなぁ〜？
聞いてみると

今の仕事はつらい！やだ！やめたい！
もっと自由になりたい！
ずっといきたかったワーホリに行って海外で暮らしたい！

うわ！こんなこと思ってたんか！！
と気づけることはできたものの
でも、、、、仕事辞めて大丈夫なの、、
とか、働かないと自分には価値がないんじゃないか
とかおもってぐるぐるしてたんですが
思い切って
母に相談して
母が “おもてること、ぜんぶいえーー！だせだせー！”
と言ってくれたので
仕事は続けたくないこと、海外に行きたいこと
でも不安なこと
ぽろぽろ話しました。

母は一言

嫌やったら辞めたらええやん
嫌なこと無理に続ける必要ないし
やりたいことやりながら
ちょっとずつ戻っていったらええやんか

なんか拍子抜けしたというか
エ？そうか！いいのか！
と自分の心に風が通る感覚を覚えました。

知らず知らずのうちに
自分でこうあるべき、と縛り付けて悩んでたけど
別に自分の好きなように選択して
生きていいんだなぁと
身をもって体感した次第でした。

お医者さんにも
抑鬱状態のときに大きな決断しちゃダメだよ！
とか言われて
本当は辞めたいのになぁ、でもお医者さん言ってるしなぁ、とモンモンとしてたところに

嫌なことはもう跡形もないくらい
ビリッビリに破ってポーイって
捨ててもうたらええんや〜！！

とホッホッホーと笑いながら言い放った
母の言葉に私は救われました。

嫌なことから逃げていい
自分の選択次第で人生はもっと楽しくなる

頭でわかってても
実際に行動するのは難しいけど
いざ覚悟を決めると
本当に今までの苦しみが嘘みたいに飛んでいって
心も体も軽くなった感覚を覚えました。

底なし沼にハマってたけど
一筋の光が見えた感じ。

元の自分にいつになったら戻れるだろう

吉本ばななさんの言葉が暗闇の真っ最中の自分に
ぶっささって泣いたんですけど、、笑
でも今になって思うのが

元の自分には戻れないかもしれない。
でも、辛い経験をしたからこそ
前よりもバージョンアップした自分になれるはず。

そう思ったんです。

毎日必死に生きてると
しんどいこともあるし
いいことばっかりじゃない。

辛いことから逃げていいし
自分で守れるのは自分しかいない。
人生は一度きりで、
自分の描いた絵次第で
人生は何色にも変えられて
何回でもやり直せるはず。。。

な〜んか長々色々書きましたが
自分1人ではこうは思えなかったし
周りの友達や先輩や親や同期や沢山の
素敵なみなさんのおかげでちょっとずつ前が向けるようになったので、本当に感謝してます。

Everything happens for a reason

なんて言葉がありますけど
ほんとそうだと思います。
自分もメンタル不調でぶっ倒れたからこそ
自分が本当に何がしたいか向き合うきっかけになった
のでこれがなかったら気づかなかった。

まぁ全てはタイミング。
これからの人生は
もっと気楽にもっと自由に
嫌なことは嫌と伝えて
自分に正直に
少しずつ生きれたらなんて
思ってます。

なが〜くなってしまいました。。
ここまで読んでくださってありがとうございました :)