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それでも、強く生きるインド人。インド人から学ぶ今ある幸せ。
インドの余韻が抜けない今日この頃です笑
日本に帰ってきて、感じた”当たり前”の変化について
今日はインドで体感したカースト制度と
その制度と共に強く生きるインド人について
綴ろうかと思います。
インドでは避けて通れない“カースト制度”
インドにはカースト制度はなくなったとはいえ、
これは表だけ。
イギリスの植民地時代に築かれた
根強いカースト制度は残酷にも目に見えるように
私の前に現れました。
というのもトイレに入った時に
トイレの床に静かにただ鎮座している女性が1人。
わたしは最初目にした時に
何か具合が悪いのか?!とびっくりしていたら
インド人の女性たちはどうやらこの光景を
”当たり前”としてトイレを利用していました。
![](https://assets.st-note.com/img/1730359730-vRFmer2uiznNH5dXDp7S9oJC.jpg?width=1200)
流石に中の写真は撮りませんでしたがイメージこんな感じです
一体何だ!?と思ったときに
“カースト制度”の存在を思い出しました。
カースト制度の中でも
もはやカーストすら属さない
最下層の不可触民と呼ばれる人々は”不浄”とされており
図のようにカーストの位すら与えられていない人々がインドには2億人もいるそう。
そして、彼らには悲しいことに
清掃しか仕事の選択肢がないという厳しい現実。
![](https://assets.st-note.com/img/1730358140-jmxMDeuoKPtZiWAzqE5QrcBh.jpg?width=1200)
このことから
トイレに鎮座していた女性はおそらく
カーストすら属さない不可触民だったのだ。
だからこそ不浄とみなされ
人々から存在すら無視されるような扱いをうけていたのか、、と考えると
インドのカースト制度の根深さと人々の残酷さ
を同時に体感していたたまれない気持ちになったのを覚えています。
インドはカオスで秩序などない国。
危険も多く、日本のように女性1人で夜中歩いたり
もしインドでした場合
誘拐されるか、命がなくなっているかもしれない。
女性はより危険が伴うし
カースト制度で職が決まる理不尽な社会。
全体の賃金も低く旅行だって
裕福にならないとできない。
![](https://assets.st-note.com/img/1730359820-kMsowlSr6OGZDKnb52d7tc4T.jpg?width=1200)
全てのコントラストが激しいインド
一つ考えさせられた言葉がある。
バラナシ大学というインドの大学で
世界の大学ランキングの中でもトップ10に入るほどの
優秀な大学内で出会った12歳の女の子。
その子は独学で日本語や英語を勉強し
英語に関しては本当に何一つ不自由なく流暢に
話せていた。
日本人と日本語で話すことが彼女の夢だったらしく
それはそれは本当に喜んでくれて
夢のよう!!と目を輝かせて
流暢な日本語も披露してその時を楽しみました。
![](https://assets.st-note.com/img/1730359981-z19l05aTZWSE6IPkhAVut2Lp.jpg?width=1200)
私のためにたくさん見せてくれました!可愛い!
彼女は、
友達とね、約束してるの!
いつか成功して、お金持ちになったら
絶対に日本にいくの!
それが私の夢なんだ!
キラキラした純粋無垢な瞳とともに
こんな素敵な夢のシェアをしてくれたんです。
ただ一方で自分はこう思いました。
日本では、少しお金を貯めれば
すぐに旅行がいける。
でも、国が違えばそれは難しくなる。
当たり前が当たり前でないこと。
いかに自分が恵まれた環境にいて、自由に経験できることの幸せを改めて感謝しないと。
そう思ったんです。
日本だったら
少しずつ時代は変わり女性でもキャリアを築き
多様性の進化と共に熱意を持って臨めば
やりたいことを実現できるような環境は
インドより整っているかもしれない。
仕事だって自分で選ぶことができる。
インドのように選択肢が無いわけではない。
そして何より、何不自由なく選択することができる
ように育ててくれた自分の両親にも感謝しないと。
そう思いました。
インドでは目にするすべてが
自分の当たり前を壊し、今ある幸せの尊さや
人生において大事なことを教えてくれました。
全てのこと、ひとに感謝して
インドの人々のように
環境に嘆かず力強く今日を生きていきたいな
とそう思えた今日この頃です^^
なんだか抽象的で長くなりましたが、、
今日はここまで、、
読んでくださってありがとうございました!
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