自分のきげんの取り方〜フキハラしない方法〜
いつもごきげんでいたいなぁって、思うんです。いつもごきげんと言わずとも、不機嫌をまき散らすようなことは避けたいのです。
社労士という立場上、世の中の”◯◯ハラスメント”という言葉はたくさん知っているのですが、最近「フキハラ=不機嫌ハラスメント」という言葉を聞きました。
フキハラとは何か?
不機嫌ハラスメント(フキハラ)とは口調や態度で自分が不機嫌な気分であると示し、相手に不快感や威圧感などを与えることだそうです。
具体的には、
○舌打ちする
○ため息で反応
○大きな物音を立てる
○そっけない言動、又は無視
○睨む
○八つ当たり
思春期か。
これ、もちろん程度が酷い場合はハラスメントですけど、ため息ひとつでハラスメントだ!と社内(家庭内)警察的に逮捕されると生きにくいなぁとも思ったりします。ため息一つとっても、相手を威圧するため息と、相手が引き起こした大変な現状にこれから対応せざるを得ない自分へのため息があるってもので。
ハラスメントの名前がつくと被害者と加害者という対立構造を生むのですが、その現象だけ粒立てて議論しても解決にはならないことが多いんです。なんでもかんでもハラスメントと表現するのは私はあまり好みではないですが、次々に言葉は生まれていくものですね。
フキハラにはあまり興味はないものの、大人が自分で自分の機嫌を取るって大事なことだと思うんですね。
自分の機嫌を自分で取るにはどうしたらいいか?
私なりに、うまくいってる方法を並べてみます。
○よく寝て、よく食べる。
基本中の基本ですが、私はコレが1番大事。忙しいと最初に失われるのが良質な食事と睡眠。心と身体はセットです。子どもたちを見ていても、自分を振り返ってみても、ご飯を食べるとごきげん度ギアが1つか2つ上がります。つべこべ言わずに食べて寝よう!
○自分に期待をかけすぎない。絶対のタスクは1日3つまで。
タスクを詰め込みすぎて、半分もこなせなかった自分にがっかりして自分の機嫌を損ねていませんか?私はよくやっていました。自分への期待が高いというか、あれもこれもやって出来てやっと合格点を自分にあげていました。やり続けると疲弊するので、頑張り族のみなさん、お互い気を付けましょう。
〇お気に入りのものを使う、着る。
まぁこれでいっか、と妥協せずに買い物をするようになりました。昔気に入っていたけど今はそうでもないものは寄付やリサイクルへ。「今」の自分の心や体が喜ぶものを選ぶと、自然とごきげんさんです。
○口角を上げてみる
形から入るってやつですがけっこう効果あります。ニコニコしながら怒れないんですよ。ニコニコしえ、手を広げて空を見上げてみてください。落ちつきますから。
そうはいっても不機嫌なときはどうしたらいいか?
〇家族相手なら「今ちょっと元気ない、調子悪い」と言っておく。
子どもたちはママが不機嫌だなんて知りませんから、いつも通りに話かけてくれるわけですが、ちょっと余裕がないとぶっきらぼうな返答に。あぁこんな言い方をしたいんじゃないんだよなと思っているのにもう遅い、なんてことはよくあります。「ちょっとママ疲れてるからそっとしといて~」と言っておくと、お互いにとってよき距離を取れます。
〇キーワードは「距離」。
仕事の場合は不機嫌とか言っている場合ではないんですが、相手が不機嫌で当たってきて、不機嫌が感染してこっちも不機嫌、みたいなことにもなりかねません。そんなときは、「離れる」が一番。ちょっとトイレへ行って席を離れる。そして、自分が今不機嫌になっていることについて、書き出したり、誰かに話をして、その出来事との距離を取り、そして自分自身との距離も取る。
〇そして、よく食べて、よく寝る。
もうこれしか勝たん、という感じですが、周りに当たり散らしてご迷惑をおかけする前に、寝てしまうのです。飲みたい酒があれば飲むがいいです。スイーツに溺れたければ溺れたらいいのです。よく寝ましょう。
自己基盤を整える
自分の機嫌を自分でとれる状態のことをコーチングの中では、「自己基盤が整っている」とも表現します。自己基盤を整えると、精神的にいいコンディションの日が増えて、行動量も増すことを実感中。自分について学び、成長する手段の1つとしてコーチングを取り入れて私は本当によかったと思います。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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