
頭と心の栄養~2024年11月の読書メモ~
11月に読んだのは2冊。いつもより少なかったです。振り返ると企業研修のお仕事が複数入ったり、ライフコーチングの認定試験に向けて動き出したり、社労士としてのご相談案件も多かった月なので、むしろ1冊でも読めたことを喜びます。
1.坂の上の雲 四巻(司馬遼太郎著)
日露戦争が始まり、日本海軍が食糧や砲弾の補給に抜かりなかったことと比べて、日本陸軍は補給の計画が甘く「補給の欠乏は、戦闘の勇敢さをもってカバーせよ」といういかにも日本的で奇妙な考えが横たわっていて、組織のトップの知識・能力・考え方が戦況に色濃く反映されるものだということがよくわかります。坂の上の雲を好んで読む経営者が多いということが、なんとなくわかってきました。四巻も読みかけなので、来月また書きます。
2.任せるコツ(山本渉著)
「自分も相手もラクになる正しい”丸投げ”」というタイトル通り、人に任せるための「どう頼むか」「誰に頼むか」「時代にあった任せ方」など具体的なプロセスやコツの解説が書かれています。個人的に読んでよかったなと思ったところが2点。
①「やってみよう」と思ってもらう意欲を、依頼側が作り出す必要があり、そのためには3つのポイントがある。
②本人の「適性」と「意欲」に合わせて任せる必要があるが、「意欲」には大きくわけて3パターンあり、意欲の種類に合わせて任せる。
読んでしまえば「そういわれればそんなものかな」くらいに思いますが、こうやって種類・パターンを言語化しないとコツってつかめないので、上記2つの言語化に触れられただけでも収穫ありな読書でした。
読書量は私にとっての疲労度のバロメーターです。私は読書量が減ったときはちょっと頑張りすぎ注意報。12月はしっかり余白、余力を意識して過ごします。
今日も読んでくださってありがとうございます。
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