見出し画像

今日の注目記事(2021/6/27)ユーザベースD&I、女性アスリート、フェミニズム、障害者就労支援(AI・動画)

経済メディア、ニューズピックスを運営するユーザベースが、ダイバーシティ&インクルージョンへのコミットメントを発表。「言語による情報の偏り」「従業員におけるジェンダー別比率と管理職に占めるジェンダー別比率の乖離」「障害者雇用の促進」を課題と認識。ユーザベースは現時点で、女性従業員が43%だが、女性管理職比率は27%。ユーザベースは「リーダー層・プレリーダー層向けのリーダーシップ研修と個人の特性に応じたメンタリング支援」「産休・育休明けオンボーディング支援」「社内におけるロールモデルを積極的に記事化」「Career Juggling (ワーキングペアレンツ)、Rainbow(LGBTQI+)などの社内コミュニティへの支援」などを行うことで課題に取り組むと発表。

産後の競技復帰、性的画像など、女性アスリートを取り巻く社会問題について、積水化学工業陸上部に所属し東京五輪を目指す卜部蘭選手が語った、スポーツ誌NumberのWeb版インタビュー。「前例が少ない分、先の姿が想像できないと、そうしたいとも思えない。産後の競技復帰をサポートする環境や雰囲気ができると、安心して陸上に戻ってこれると思うので少しでも改善していきたい」「選手の鍛え抜かれた肉体の美しさは陸上を知らない人に知ってもらうためのキッカケにもなる。そこに悪意があるのかないのかは判断が難しい。ありがたい・嬉しいと思う人もいれば、撮られ方などによっては嫌な思いをする選手もいると思う」「嫌な思いをしないために、選手のSNSを良しとしないのは可能性を狭めてしまうのではないかなと思う」

週刊文春WOMAN Vo.10(2021年夏号)はジェンダー・フェミニズム特集を組み、代表的なジェンダー研究者、上野千鶴子東大名誉教授のインタビューを掲載。「女性学は当事者研究」「今、フェミニズムがかつてなく上げ潮になっている。でも難しく考えないでほしい。フェミニストと名乗るのは自己申告」。上野氏はジェンダーのほか、介護の研究にも取り組むが、「介護もやはり女の課題の一つ。つまり、フェミニズムやジェンダーという用語を使わなくてもフェミ本は書ける」と語る。

障害者向けのAI特化型就労移行支援事業所「Neuro Dive」の2か所目が横浜にオープンすることを、運営企業であるパーソルチャレンジ(大手人材パーソルホールディングス傘下)が発表。2019年11月に東京・秋葉原にオープンした1か所目は、現在までの延べ利用者数は27名、うち8名は、大手企業のAI、データサイエンス、デジタルマーケティングなどの職種で就職が決定(IT職未経験者7名。最短者は未経験から5カ月で就職決定)。中には地方公務員からデータサイエンティストへの転身例も。

神戸市兵庫区にある障害者就労継続支援B型事業所「F-LABO」を取り上げた神戸新聞電子版の記事。動画の撮影と編集を利用者の主な活動内容としており、ユーチューバーの編集依頼や企業の動画編集を受注するなど、活躍の場を広げているという。

よろしければサポートお願いします。サポートは100円、500円、1000円、任意の金額の中から選ぶことができます。いただいたサポートは活動費に使わせていただきます。 サポートはnoteにユーザー登録していない方でも可能です。