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第11回ユウハル賞発表!!
私の個人的に少しでも多くの人に
「この作品を知っていただきたい!!」
と勝手に決めて発表しているユウハル賞。
今回で11回です!
では早速発表を…
第11回ユウハル賞は
『マリリン・トールド・ミー』
山内マリコさん
河出書房新社
『spring』
恩田陸さん
筑摩書房
以上2作品となりました!!
おめでとうございます㊗️
毎回期間中に素敵な作品たちに出会ってます。
今回もとても悩みに悩んで、今回はこの2作品に決めました。
マリリン・トールド・ミー
以前熱く感想を書いた記事がこちら
目から鱗の体験でした。今だからこそ読んでいただきたい!
spring
『蜜蜂と遠雷』で読むピアノコンクールを表現されていた恩田陸さん。今回は読むバレエ。
そうは言っても私のバレエの知識は学年誌で連載されていた「まりちゃんシリーズ」ぐらい。そんな私で読み切れるのだろうか?と思ってましたが、読んでいて場面が脳内再生される!!え?私この作品を映像で見たことあるの??と錯覚しそうになるぐらい!
それぐらい恩田さんが文章だけで表現されている。難しいバレエ用語を使わずにわかりやすく、かつ見たことない人でも想像できるぐらいの文章。相当大変だったのではないでしょうか。
さらに魅了的なキャラクターたち、主人公の春をはじめ、春を取り巻く全てのキャラクターがとても愛しくなる。
バレエ詳しい方も、よく知らない方もこの作品を読んでHALに出会って欲しい。