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【コラム】歯ブラシは「普通」の硬さを一週間使ったくらいがちょうどいい

 歯ブラシに対するこだわりというのは人それぞれだと思う。

 最初に断っておくと、僕は歯ブラシに対してさほどこだわりはない。

 だから100円均一で5本セットとなっているような歯ブラシでも別に抵抗なく使う。ということで先日買い置きしてあった1本20円の歯ブラシを使ってみたのだけど、まあこれがダメダメで仕方ないのだ。

 何がダメだって硬さだ。とにかく〝柔らかすぎる〟。磨いても磨いても磨いている気にならない。すぐに毛がへなっちゃって、随分と頼りない歯ブラシである。

 100均なんかでケチるのはやめようと思った次第だ。

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 歯ブラシと言えば、どうやら僕は少し力を入れすぎて磨いてしまうタイプのようで、普通に(1本100円~200円くらいの歯ブラシを)使うと、最初の一週間くらいは口の中が血だらけになる。←これを学習しないのもまた問題ではあるのだけど。

 購入する硬さは「普通」。

 「柔らかい」はダメだ。これは1本20円くらいの歯ブラシと同じ気持ちになる。

 「硬め」もダメだ。これではほぼ拷問である。

 だから「普通」。でも普通でも最初の一週間くらいは若干拷問なのである。一週間くらい使い、少し毛が馴染んできた頃が使いどころ。

 今までいくつもの歯ブラシを使ってきたが、新品の状態で「一週間使った後の硬さ」というものに出会ったことがない。非常に残念である。

 どうか、「普通よりちょっと柔らかい」という枠を設けて欲しい。もしくは「普通を一週間使ったくらい」という枠でもいい。山切りカットだとか、超極細毛とか、それよりも硬さに注視して欲しいものだ。

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 歯ブラシの使い方として、「高級歯ブラシを数ヶ月使う」よりも「100~200円くらいの安い歯ブラシを一ヶ月毎に変える」という使い方を僕は提唱したい。

 安物をすぐに変えて使い続けるというスタイルである。ただこうすると一週間の拷問が増える訳だが、それでも、「新品の歯ブラシ」というものはなんだか気分がいいものである。

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