僕と担当編集者（幻冬舎）のガチやり取り〜番外編デザイナーが決定するまでの経緯〜
大分、本の中身も進んできた中でとうとうAmazonでの予約も開始。
経営しながらの執筆。
我ながらよくこなしてんなと思いながら、そういえば、本の表紙デザインとかどうするんだろう…
わからなかったんで、以前片野さん（担当編集者）に聞いてみたところ（電話で）
片野「特に決まってないけど、こちらで何人か候補あげますよ」
とのこと。
うーむ。なるほど。
まあピッタリくる人いればいいか。
くらいに思ってた。（多分10月頃）
〜時が過ぎ〜
11/14、朝7時。
いつも便意で起きる。
ぼくの体内目覚まし時計だ。
トイレでぼーっと用を足しながら、スマホをいじる。
とりあえず最近はツイッターをなるべく稼働させるために、情報収集がてら、ツイッターのタイムラインを一通り眺める。
フォローしてる人たちの夜から朝の動向をさーっと読む。
すると幻冬舎の箕輪さんのリツイートが目に入った。
信頼のおすそ分け…？？
気になったのでこの「まえだたかし」さんのプロフィールを覗いた。
あ！このデザイン！！
そう。
箕輪編集室のあのデザインである。
元々この箕輪編集室のデザインカッコいいなーと思ってた。
…が、その時点でデザイナーさんをすぐ調べるという行動にまで落とし込めていなくて、自分の大脳皮質にそっと置きっ放しにしていた。
アイデアは風呂やトイレなどで閃くということはよくある。
ビビッときたその瞬間からすぐ調べた。
…まえだたかし
1977年生まれ。株式会社NASU代表取締役。任天堂（株）宣伝部門のデザインチームリーダーを経て2016年独立。幻冬舎・箕輪厚介さんのオンラインサロン「箕輪編集室」で様々なデザインを手がける。箕輪さんの影響を受けて、オンラインサロン「前田デザイン室」をスタート。前田デザイン室メンバーたちと作った雑誌『マエボン』を刊行。コルク・佐渡島庸平さんとの出会いをきっかけに本来の夢であった漫画の世界へ。／大阪芸術大学非常勤講師・専門学校 HAL非常勤講師
まえださんのプロフィール、HP、いままでのデザイン、ツイッターなどなど
30分くらいトイレに座りっぱなしで没頭していた。
というか、もう調べてる時点で
「本のデザイン、まえださんに頼みてぇ！！」
ということは自分の中で決まっていた。
あとは
①片野さんになんて言えばいいのかな？？
②まえださんにどうやったら引き受けてもらえるかな？？
上記の２つを、まえださんをサーチしながら同時に考えていた。
まずはじめに②を行動した。
というか気づいたらDMしてたw
悩んでる時間もったいない。
当たって砕けろ！！！
すると、すぐ返信がきて、たまたま11/23に東京に来る予定があったとのことなので、アポイントを取らせていただいた！！
嬉しい！！
ちゃんと返信あったことにも勿論だけど、割と前向きに検討いただけそうな雰囲気があった。
というかたまたままえださんも装丁（本のデザインのこと）をしてみたかったらしい
↑ぼくがコンタクト取った直後のまえださんのツイート。おそらく、ぼくのことw
このタイミング
神がかってる！！！
あとは片野さんを説得するだけ
すぐさま片野さんに電話した。
板「片野さん、デザイナーってまだ決まってないっすよね？？」
片「え？あー。まあそうですけど、何人かすでに声はかけちゃってますよ」
板「まだ間に合います？？ちょっとどうしてもこの人に頼みたいって人いるんすよ」
片「どんな方です？？装丁やったことある人ですか？？」
板「いや、ないと思うけど…箕輪編集室のデザインとかやられてて、元任天堂の方なんですけど、すごいぼくがイメージしてるデザインしてくれそうなんですよ。まだ確定って訳じゃないんだけど、一回会って欲しいっす！」
片「あ、は、はあ。了解しました。じゃあ何個かスケジュールください」
ということで決めた。
半ば強引にw
11/23 11時
先にまえださんと顔合わせ。
そのあとすぐに片野さんも合流。
本のタイトル、中身の話、ぼくが出版するにあたっての経緯、僕自身のストーリー…
ぼくと片野さんが交互に話して伝えていく。
そして、話が進むにつれて、本題に
まえださん「なんで僕に依頼したいと思われたんですか？もうデザインイメージは出来てるんですか？？」
板「まえださんのデザインがカッコいいと思ったからです！デザインイメージはありません！」
まえださん「（食い気味に）それなら引き受けます！お願いします！」
早かったw
板「どこが（引き受ける）ポイントだったんですか？」
まえださん「自分のデザインを率直に好きと言ってくれることが、1番嬉しい。それに（事務所内見渡して）ゲームとかお好きだというのも分かりますしw」
ゲーム置いててよかったw
一時期、ウチの経理が
「ゲーム邪魔なんでどかしてください」
とかヌかしたことがあったが、（当然無視。アホ抜かせと一蹴）
そのままにしといてよかったろうが！！！
好きなものはどんなにワガママ通しても貫き通す。
それが板垣雄吾です。
自分の好きなことは点と点がつながり、やがて線になる。
歴史の立会人になった片野さん
まだまだスピードあげるんで、これからもよろしくです！！
これ見たときは、涙がでた。
夢が叶ったなんて思ってくれたことが嬉しくて仕方ない。
お互いそう思えるなんて、こんな幸せはない。
仕事最高！！！
だれだよ、仕事って嫌々やるもんだって言ってた奴。
好きなことできるように努力しろアホ！！
もうホントゼッタイいい本にする！！！
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