なんとなくで生きてきた人生
自分という人間はつくづく「なんとなく」で人生生きてるなって思う。人間としての厚みがない。こんな事を考えてる時点で違うのかもしれないけど。
(ノート初めて書くので「ん?」ってなる所があっても許してね)
今3日後に提出を控えた卒論をせかせかと執筆している。
自分の研究テーマは「インフラ協調による自動運転車両の合流支援に関するシミュレーション分析」というものだ。自動運転車両が苦手な高速道路の合流も事前に高速道路本線の状況がが分かってれば合流しやすいのでは?っていうのをシミュレーションを使って実験してみましょう的な事だ。自動運転の事について知りたかったら「自動運転 レベル」って調べたら今の世界の自動運転の現状がわかると思う。
研究の内容はさておき、卒論を書いてて思ったのは、今までいかに研究を「やってる風」だったかという事だ。
先生に言われた事をやる。
こういう研究設定にしたらそれっぽくなりそう。
この計算式なんとなく使えそう。
みたいな調子で1年間やってきていざ卒論書くってなった時に、
「あれ、おれって何を目的にして研究してきたんだろう」
なんとなくでやってきたツケが回ってきた。
別に考える事が苦手なわけではない。今やってる卒論だって、ここ1か月必死こいて考えてそれなりに形にはなってきてる。
今部活でやってるウィンドサーフィンだってそうだ。
こういうフォームで乗ったら速そう。
こういう戦略だとうまくいきそう。
こんな調子だ。
正直なところ、自分は世界中の人をちょうど半分ずつ、頭いい人と悪い人に分けたらいい人に分類されると思う。運動神経いい人と悪い人に分けてもいい人に分類されると思う。
それ故に、勉強も運動もなんとなくでやってもそれなりの結果が出てしまうのだ。
小中学校の頃は、ぼちぼち頭が良くて、ぼちぼち運動もできる。高校も割と頭いい高校入って、大学も関西ではぼちぼち有名な大学に進んだ。
ただ、その厚みは少なくどの分野でもトップレベルにはなれない。
深く掘り下げられたら何も出てこない。
そんな感じだ。
今書いてるこの文章だって、なんとなくで書いてる。
初めて書くけど、他の人のノートを見て、こんな感じで書けばいいかな?って感じで
ずっとこれが悪いことだと思ってたけど、最近は
これが必ずしも悪いことではないと思っている。
なんとなくでやっても形になるということは、
人のマネをするのが上手いのでは?
という風に思った。てか、そういう風に思う事にした。自分を卑下する人生はしんどいし。
逆に、出来ない人からしてみればなんとなくでやってるのにそんなに出来るのがズルいって思われるかもって思った。
大学一年生の頃、数学の授業を友達5人ととっていた。その授業の単位はテストが100%で出席しなくてもテストで点が取れればいいよっていう授業だった。その頃の自分は、
「テストで点取れば単位くれるの?ラッキー!」
ってな感じで担当の先生の顔を一回も見る事なく、授業をサボって部活の練習に行っていた。他の友達4人は毎回授業に参加していたようだ。
授業に参加せずのうのうと練習に行っていた自分だが、流石にテスト1週間前くらいから焦り始め、友達に教えてもらいつつ勉強した。
テスト当日、初めて担当の先生の顔を見た。こんな感じなんだなあと思いつつテスト開始。
「なんとなく」だけどできた気がする。
手応えはまずまずだった。
他の4人の友達も自分に教えてくれるくらいだから自分より出来てるんだろうなあって思ってた。
しかし結果は5人中2人が単位を落としてた。しかも自分は単位取れてる側で。
「なんでお前が単位取れてるの!?笑笑」
単位を落とした2人の友達はそう言ってた。だけど内心ムカついてたんだろうなあ。
しかも2人のうちの1人はめっちゃ真面目で授業とかも一番前で受けるタイプの子で板書とかも全部ノートに書いてるタイプの子だった。報われないなぁと思った。
別に自分はその2人のことを軽蔑したりはしなかった。ただ、少ない努力で結果がそれなりに出るならそっちの方がいいなあって思ってしまった。
その単位の評価はBだったかな?めっちゃいい訳じゃないけど単位は単位。こんな感じで大学4年間真面目に授業受けた事なんてほとんどなかったけど、単位を落とした事はなかった。
なんか自分は能力あります的な感じの文章になっちゃったけど、生きてて全然劣等感を感じないわけじゃない。
やっぱりトップに立つ人への憧れはある。
すごいなあ。おれも目立ちたいなあ。
でも自分には難しいかなあ。自分は「なんとなく」だしなあ。
自分というのはなかなか変えられない。だし、変えようとも思わない。
ここまで文章を読んでくれてる人はわかると思うけど、「なんとなく」な自分のことをなんだかんだ気に入っている笑
ただ、変えなくてもいいけど新しく覚えないといけないこともあるなあと最近思う事が多々ある。
こんななんとなくで生きてて大学院で通用するのか?さらには、社会人で通用するのか?
そんな事を考えてると「なんとなく」でやって成功したり失敗した時の理由を考える必要があると思った。
なんとなくでもいい。
だけど、その行動から生まれる成功や失敗の理由を後からでもいいから考えるべきでは?
あれ、合ってる?
なんか文章をたくさん書いてるうちに着地がわからなくなった笑
とりあえず「なんとなく」だけで生きることをやめる第1歩として、自己分析がてらこの文章を書いてみた。
長文、駄文失礼しました。
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