田舎に移住したい新卒女の転職
転職活動をするに至るまでの思考
2023年卒で大学を出て東京の会社に新卒入社した私は、「正直、田舎で暮らしたい」という密かな思いを抱えている。
入社してから時がたつごとに、やっぱり移住したいという思いが強くなる。
強くなった結果、とりあえず将来移住するというキャリア設計をたてていこう、と思った私が考えたこと。
「いまの私のまま田舎に行って通用するのか?」
なんのスキルもないしほぼ社会人経験もないのに田舎に飛び込んで、私は何で食べていく? どうやって自分を守る? 何を武器に戦う? 惨敗して3ヶ月でまちを出ていくなんてことになったら。。
移住する前に、磨くべき、身に付けるべきスキルがあれば、それは身に付けておきたい。
とりあえず、転職エージェントに相談するべく、転職サイトに登録した。
転職活動をしてみた
第二新卒専門のサービスと、自分にあった転職エージェントを3人紹介してもらえるサービスの2つに登録。
計4人のエージェントさんとやりとりをした。
まずは私が何をしたいか、私のいまの仕事をお伝えする。
“営業はむいてなさそうなので事務で。簿記の勉強をしているから経理とか。でも正直自分に何が向いていて何が向いていないかもわからないので、営業が向いていないという発言に根拠はない。
大学時代は東京のコミュニティスペースで地域活動に邁進。いまの仕事はイベント企画で、クライアントへの提案から企画と見積作成、イベント実施、報告まで全部ひとりでやっている。
そして将来は地方へ移住します。”
この内容を受けてエージェントさんの答えは2パターン。
わたしのやりたいことを尊重して経理系の仕事を探すけれど、経理系は未経験転職は難しいので、まずは事務で探しましょう。IT事務とかどうですか? 転職エージェントは求人が多いと理由だけで営業を進めてきますが、私はあなたの思いを尊重します。
地方移住したいなら地方の会社への転職を考えるだろうが、地方で経理や事務の求人は少ない。営業系が求人数多めなので、まずは営業を経験してはどうか。あなたはコミュ力あるし言葉遣いも丁寧なので法人営業向きですよ。
の2パターン。
どちらもなるほどと思ったし、どちらもうーん、と思った。
正直やりたいこともわからないのにあなたの意思を尊重しますと言われても私に意思はないので困る。でもアドバイスをくれた結果営業に行けと言われても、「それって求人数が多いからですよね?」という返答にしか至れない。
でもわかっている。現実、私には市場価値というものがないし、求人数の多さとか、いろいろ鑑みるとそうなるよねって。
うーんうーんと唸りながら日々を重ねつつ、いろんな人にさりげなく相談した結果
(相談編は後ほど更新したらURL貼ります)、
転職活動はやめようかなと思っている(まだやめてはいない)。
転職活動、やめようかな。
転職活動はやめようと思う。
転職をやめるんじゃなくて、転職エージェントに相談してふつうの会社に転職することをやめる。
ふつうの会社っていうのは、東京にある福利厚生がしっかりしているそこそこ大きい会社。私の中の定義であって社会的な定義ではありません。
ふつうの会社に行く方が対外的に楽だろうが、自分の中でわだかまりが残るだろう。
IT事務として月給20万円で住宅補助も出る会社から内定は出たけど、この会社に入っても「なんか違う」と思い続ける。
なにか違うという勘。勘は大事だと周りの大人は言う。
勘の正体は、ここで言語化していこうと思う。
私は来年、田舎に行こうと考えている。
田舎で暮らすということは、田舎で仕事と居住、食に困らず生きるということ。とにかく自分に許された仕事をもち、家をもち、衣食住を整えられるお金を得られる環境を整えられる環境を探す。
なにもない私だけど、まずはやってみて、違うならまた別の道を探します。