この4冊を読むべし!
皆さまこんばんは、弓削彼方です。
今回は人生を豊かにしてくれる素晴らしい本を4冊、皆さまにぜひおすすめしたいと思います。
この話は配信でした内容ですので、本の解説などを詳しく知りたい方はアーカイブをご覧ください。
■学問のすすめ
皆さまも大好きな一万円札の、福沢諭吉が書いた本です。
「人は本来生まれながらに平等のはずだが、現実に目を向けると貧富の差がある。これは何故かと言えば、学問を学んで知恵があるかないかで差が付くからである。だから日本の国民よ、学問を学んで世界の中でも豊かな国民となろう!」と言うのが、有名な本の出だしです。
ここから学問を学ぶ理由や意義が説明されており、国の体制や独立心、法の尊さなどのお話が続いていきます。
私が学問のすすめの中で好きなお話は、ただ生きて無事に一生を終えるだけでは、人間もアリも違いはない。
人間だからこそ他の生き物と違って、生き抜いた上であることをすると言うお話です。
このお話は配信のアーカイブで説明していますので、ぜひ確認して下さい。
■バビロンの大富豪
私がいつもしているお金の話の「元ネタ」の大半が、この本の中に詰まっています。
収入がある度にその一割を貯金しないと言うのも、この本で学びました。
この本はバンシルと言う職人が、ある日ふと「毎日自分は働いて、その分沢山のお金を稼いできたのに、手元に金貨の一枚も残ってないのは何故だ?このバビロンの都には黄金があふれているはずなのに!」と考えている所から始まります。
そしてその謎を解くカギとして、今はバビロンの都で一番のお金持ちである友人のアルカドに、お金の話を聞きに行くと言うものです。
本の前半部分はこのアルカドの知恵の話、後半はそれぞれ独立した別の主人公のお話になります。
お金の本と言うと有名なのが「金持ち父さん貧乏父さん」と言う本ですが、私はこのバビロンの大富豪の方が読みやすかったです。
皆さまが求める即効性のある話としておすすめなのが、「痩せた財布のための七つの処方箋」と言うお話です。
気になる方は、ぜひこの本を買って読んで頂ければ思います。
■孫子
孫子については私の主な活動である「兵法講座」で散々お話しているので、多くを語る必要はないでしょう。
戦略・戦術に書かれているので、軍師である私の仕事に直接関係する知識なのはもちろん、応用すれば様々な組織の運営や、皆さまで言う所のビジネスにも使える知識が沢山書かれています。
そして孫子の真髄を得れば、人生の指南書としても使える非常に優れた書物です。
むしろ読まない方が損をしていると言っても過言ではないでしょう。
■シンク・クリアリー(Thin kclearly)
前回の記事である「能力の輪の考え方」でご紹介した本です。
この本の大きなテーマは「絶対的な幸福を見つけるのではなくて、不幸を排除することで、少なくとも不幸せじゃないを目指そう」と言うものです。
こう言う言い方をすると消極的に聞こえるかもしれませんが、幸福と言うものは人それぞれで、「こうであれば絶対に幸せ!」と言う定義は決まっていません。
そこで、例えば不健康や借金などと言う、幸せであることを邪魔する要素を排除して行く方が、結果として自分の理想の幸せに近づけるのではないかと言う考え方をしています。
能力の輪の話もそうですし、自分ではどうにも出来ない他人の評価は気にしてはいけないと言う話など盛り沢山の一冊です。
私が実際に読んで、役に立つと思い、そして実際に今もその知識を活用している本を4冊ご紹介しました。
全部読んで欲しいとは言いません。
どれか1冊でも読んで頂ければ、皆さまの人生がより豊かになるはずです。
以上で私がおすすめする4冊の話は終わりです。
それではまた、次回お会い致しましょう。
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