「継続は力なり」の意味
皆さまこんばんは、弓削彼方です。
本日は「継続は力なり」と言う言葉について説明したいと思います。
※令和2年11月5日の配信で詳しい説明をしました。
お時間があればアーカイブもご覧ください。
この言葉の意味は「継続することで日々成果を蓄えて行けば、いずれ一つの力となって大成出来るなり」です。
もっともっと噛み砕くと、「学問や技術であれば、日に一つでも覚える事を毎日続ければ、いずれ一つの大きな力となって学者や専門家にも劣らぬ知識・技能を身に付けられるのであるから、その方面で大成出来る。仕事であれば、毎日一つでも作業を進めれば大きな仕事でもいずれ成し遂げられる」こう言う意味になります。
つまり、毎日地道にでも続ければ、いずれ大きな力になって大成すると言うことです。
今回この記事を書いたのは当たり前の意味を説明するだけではなくて、たまに間違った解釈をしている人がいるので、その事にも一言言及しておこうと思ったからです。
継続は力なりの意味に「継続すること自体が凄い事で一つの才能だ」と言う意味はありません。
この世の中には、「継続し続けること」を一つの能力として認めてくれる人や場所もあるかもしれませんが、この言葉にはそう言う意味は含まれていません。
あくまでも継続し続けた結果、何らかの成果が出ると言うのがこの言葉の趣旨です。
成果の出ない継続と言う「経過の評価」を、この言葉は想定していないのです。
もしかしたら皆さまの中には、「こんな小さなことを継続しても力にならないよ」と思って、あきらめる人が居るかもしれません。
しかし、小さなことでも続けて行けば大きな力になり、大きな力になったそれは成果をもたらしてくれます。
例えば毎日僅かな時間でも絵の練習すれば、いずれ画力は上達し、そう遠くない未来に上手な絵が描けるようになるでしょう。
一日一文だけでも書き足して行けば、いずれ一つの小説が出来上がるでしょう。
小さな額でもコツコツとお金を貯め続ければ、いずれ大きな資産に育つでしょう。
兵法も一日に一編だけでも読み進めれば、徐々に兵法に通じて行き、いずれ知恵者と呼ばれる事でしょう。
これが、継続は力なり。
継続して経験を積めば、実力が付いて大成出来ると言う言葉です。
何事も早く始めれば有利と言う事はありますが、今から始めても遅いと言う事は滅多にありません。
そんなものは死に至る病気の治療ぐらいなものです。
ですから、今日からでも自分のやりたい事・成し遂げたいと思う事を始め、少しずつでも継続し続けて下さい。
何度でも言いましょう。
継続は力なりです。
今日から継続すれば、数年後には実力が付いて大成出来ます。
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