【アメリカ就活】奇妙な日系スタートアップ

東京を飛び出しここアメリカに来てもうすぐ丸々3年が経ちます。色々な出来事や変化があり、あっという間だったような、でも一つ一つの出来事を思い返せばそれはそれで色濃くて。3年経った実感があるようで無いようで不思議な感覚なのですが、生活の勝手みたいなものがわかってきたことを思えばやはり3年経ったんだなと思います。美味しいレストランはココ、居心地のいいカフェはココ、ここはよくセールやってる、これ買うならあそこがいい、とかいう日常の些細なことですが、「すべてが新鮮」な状態が過ぎ生活に慣れ、ある程度身の回りの知識を得た今は、前よりも心に余裕を持てて生活が安定してきたと感じています。

平和でハッピーを目指す4年目を迎え、私はコミュニティカレッジに入学しました。まずは英語をちゃんとものにしたい!臆せず話せるようになりたい!自信を持って文章を書けるようになりたい!そう思ってまずは英語の授業を取っています。私の場合、英語は日本の大学で専門的に勉強してたり学生時代に半年間語学留学してたことがあるので、ある程度はできると言うレベルでした。あとはこちらに来れば必然と英語の文章を読む機会が増え、使う機会が増え、そういうので英語に対する抵抗感が減り、英語を話したりテキストしたりする時の緊張感みたいなものは少しずつ和らいできてはいました。でもまだ物足りない。ネイティブの会話に違和感なく入っていきたいし、ストレスフリーでコミュニケーションを取れるようになりたい。数年後には日本帰国も考えているので、アメリカにいる間にできる限りネイティブレベルに近づきたいんです。そういう背景があってコミカレに入学して英語のクラスを取っているのですが、現実問題やっぱりお小遣いは欲しいじゃないですか。なので少し前から合間にできるパートタイムを探していました。

前置きを長々とすみません。ここからようやく本題に入っていきます。(笑) 私はオフィス系のパートタイムを探していました。しかしこれがなかなかマッチングするものがない。予想はしていましたがやはり難しいかと思い、いっそ100%英語学習にコミットすることも考えましたが、ネイル行ったり美味しいもの買ったりしたいし。やはりキャッシュは稼ぎたい。そこでコミカレの授業をオンラインのものに切り替えることにし、フルタイムの仕事も探し始めました。

そこで見つけた1件の日系スタートアップ。この記事の主人公です。 

さて何があったのかと言いますと、その日は遅めの昼食を終え近くのカフェでパソコンを開いて息抜きしていました。いいお仕事ないかなぁとネットサーフィンしていたところ、この会社の求人を見つけました。夕方4時半ごろでした。仕事内容に興味を惹かれたのと応募条件を満たしていたので早速履歴書を送りました。

大体の求人は履歴書を送って5日程度以内に連絡があります。ない場合は残念ねがらほぼほぼ書類落ち。その求人は応募条件は満たしていたけど、職種自体は未経験だったので1週間くらい気長に待とうと思っていました。

家に帰り夕食を終え、夫と2人でプリズンブレイク(最近のマイブーム)を見ていました。するとそこに知らない番号から電話が。普段知らない番号には出ないのですが、なぜかこの時は直感が働いて出てみることにしたんです。迷惑電話は大体日中にかかってくるものだし、夜8時半に電話がくるとは何かの緊急事態かもしれない。(私の電話番号が友達の緊急連絡先になってたりするので、友達に何かあって病院や警察から電話かかってきた可能性もあり得る。)とりあえず「Hello?」と出てみると、「あっ、もしもしー?」と日本語が。

そう、夕方応募したあの会社からの電話だったのです!!あとでわかったことですが、電話の相手はその会社の代表でした。

予想もしてなかった電話の相手で半分パニックでしたが、反射神経で「お電話ありがとうございます・・・」と言うことはできました。でも頭の中は「え、いま夜の8時半なんだけど・・・急に電話かけてくるって何事・・・」状態。私が半分パニック状態な上、その代表さんが早口で話す方だったので、全てを正しく理解できたかは自信がないのですが、とりあえずその代表さんは来週から or 来週まで日本にいて、なかなか対面の時間を取れないからオンライン面接をしたい、それもなる早で、という内容でした。

とりあえず翌日に面接のスケジュールをし、電話を切りました。

長くなってしまったので次の記事で面接編を書きます〜!


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