手仕事が好き
最近、AI関連の記事をよく目にする。
webデザインを学ぼうと思っていたのだけど、
chatGPTの機能を見て見ていたら、
webデザインもあっという間に出来ちゃうそうな。
…あえて学ぶ必要あるか?
絵も描いちゃうし、文章も、作曲もする。
小室哲哉は、AIがある程度作曲したものに重ねたりしても面白い…と、新しいオモチャを発見した様な反応で、さすがシンセのパイオニアだった人だな〜と、感心した。
私など、AIの方が、私より面白い絵を描き、面白い文章を書く自信がある。
まぁ、やっても無駄な事を楽しんでるって事なんだけど。
Aiに、負けようと負けまいと、今とそんなに現状は変わらないんだから、やってて面白いならやっとけばいいか〜と思う。
世間は。
シンギュラリティに向かって進んでいるんだけれど、
最近の私は、手仕事にすごい興味がある。
日本伝統工芸の刺し子と、ダーニング刺繍。
共に、繕い物に利用されていたものなのだが、繕い物などしない現代は、模様の要素が強い。
ちょっと手間がかかるし、手間をかけなくても用途は足りるんだけど、この無駄な手間が愛しくてたまらない。
無茶苦茶細かいんだけど、この細かい作業の積み重ねを永遠にやっていたくなる。
パターンが複雑で難しいほど、美しい模様ができる。
刺し子もダーニング刺繍も、沢山のパターンがあり、これから全部のパターンを使って沢山の小物を作りたい。とりあえず明日は、新しいパターンを使ってハンカチを作ろうと思う。材料が揃ったら、プレゼント用のがま口を作る予定。
この手仕事は、webデザインと凄くかけ離れていそうだけど、
手段?ツール?が違うだけで、美しいパターンを探りながら繰り返す事なので、本当は似ている気がする。
ただ、手仕事は微妙な揺れがあり、手仕事特有の手触りがあり、柔らかい感じがする。
でも、AIは、そう言う揺れも学習し柔らかさも出来ちゃうんだろうな…と。
シャープな感じじゃなくて揺れを入れて…と要求すれば、きっと3Dプリンタでもやれちゃうんだろう。
AIに出来ても、作りたかったら作ればいいだけなんだけどね。
その場合は、商業目的じゃなくて、自分の精神の安定のためになるんだろうけど。