どこまで行こう
秋の光は透明で
突き刺す様に真っ直ぐ…
全てを真っ直ぐに映し出す光は
私が空っぽで
何も持ってはいない事を浮き上がらせる
それでも世界は美しくて
「別にいいんじゃない?」
と 思わせる
一体それは
あきらめか?
あきらめとは違うな…って 思う
どうでもいいんだ…と 思う
秋の光とおんなじで
ただ 透明なだけなんだと…思う
秋の光の透明さと
自分の透明さが
どっちがどっちか分からなくなって
一瞬
迷子になるだけ…
平和な顔で
必死に洗車する自分を好きだと確認する
ピカピカに光る車が
秋の光に照らされて
どこまでも連れってくれそうだ
どこまで行こう
どこまで行こう
う〜ん
さぁ〜ね