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奇跡のリンゴを思いながら森を歩いてみた


りんごを無農薬で育てる事に成功した、木村秋則さんの「奇跡のリンゴ」

無農薬りんごが出来ず、
「もうダメだ。」
と、森で自死に至ろうと考えた木村さん。
森に入ると、無農薬なのに、木々が虫に食われる事なく生き生きしている事に気付いたそうです。

そう言われれば、確かにそうです。

大概、街中にある桜の木には、
アメリカシロヒトリが大量発生するので、消毒?殺虫剤?…します。
バラ科の植物って、結構虫が付くイメージがあります。

今日、森を歩いて、アリ🐜や蜘蛛🕷️、
トンボは見ましたが、毛虫はいませんでした。
桜の木の葉っぱも、虫にいくらか食べられているものはありましたが、いくらか…でした。

殺虫剤散布とか、お手入れとかしないでも、森は元気です。
自然の中で植物たちは、植物たちの知恵で、減ったり増えたり、縄張り争いしたりしながら、それでも相手を絶滅させる事なく生きているのでしょうね。

確かに、森の木々たちの葉っぱは元気です。

いったい何が起こってるのか?

土壌改良したはずが、農薬や化学肥料を使い、虫が発生しやすい状態になってしまうようです。

植物たちは、土の中でネットワークを持っているのですが、農薬、化学肥料でそのネットワークが繋がりません。
土の中にいる菌も死んでしまいます。

化学肥料で、過多になったリン、窒素などで虫が発生しやすくなります。

植物たちの邪魔をしてたって事みたいですね。

木村さんは、植物のネットワークが保てる土作りに10年かかったそうです。

植物が生えていたら自然…ではない事が分かります。

植物たちや菌がネットワークをもてているかどうかが、自然かどうかの違いのようです。

農村を見て、自然がいっぱいと、思うかもしれませんが、農薬や化学肥料で植物のネットワークが無くなった田畑は自然ではないようです。



この木には、沢山のアリたちがいました。

緑の線があるのは、この線から入らないように張られていました。


葉っぱの下に苔たち。

森を歩くと、木のいい匂いがしていました。
どんな成分かは分かりませんが、木はご機嫌さんだったのだと思います。


自然の森を歩くと、リラックス出来るのは、自然だからこその成分を、木々たちが発生させているのでしょうね。




人は言葉でコミュニケーションします。
でも、無意識に、相手の出すホルモンを感じでいたりもします。
どうせなら、植物たちの出す、ネットワークの信号も感じながら生きれるといいですね。


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