何故か? 虫がたくさん死んでいた
もう直ぐ秋分と言うのに、毎日蒸し暑く、気温も30度を下らない。
空も、光の色も秋なのに、光の強さと湿度は度を超えている。
大気が違って、重たくなっている。
光が強いから、上昇気流になって雲になり雨を降らせても良さそうなのに…。
朝、外に出たらコオロギとか鈴虫とかが多量に死んでいた。
何故かは分からない。
今まで、こんな事なかったけど?
誰か殺虫剤でもまいたのかなぁ?
庭の木で、羽をずっとばたつかせている、オレンジ色の蛾。
色も、形も珍しい。
よく見ると、羽が欠けていた。
奇形?
…と、思えるくらい。
片方の羽がスジだけになっている。
亡くなる虫たちが、人目に付くところにいるのは珍しい。
大概は、草むらの何処かで、ひっそりと死んでいるのに…。
異常気象の所為なのか、
何か…。
なんだろう…。
モヤモヤより、もっと、濃いグレーの何かが、ふと襲って来る。
虫たちもザワついているし…。
「写真撮らせて。」
と、お願いしたら、カメラ目線で答えてくれたおふたり。
しかも、コンビニ行って戻って来るから、待っててね…と言う、お願いまで聞いてくれる。
ふたりとも、
写真撮影が終わると、何処かに消えていった。
とても可愛い、お二方だった。
写真、撮らせてくれて、
ありがとね。