カニムシを見つけた!
猫が寝ていたブランケットの上に
カニムシ
を 見つけました。
体はマダニみたいで、
大きな鋏を持っています。
大きさは鋏を入れても5ミリくらい。
「何だこりゃ???」
早速ググると
カニムシと言う
生き物でした。
ダニみたいだけど、
蜘蛛や蠍の仲間らしいのですが、
まだ、
はっきりとした分類はないらしい。
普段は土壌に生息し、
鋏でネズミなんかの毛にしがみつき、
ネズミに寄生するダニを
食べるらしいです。
鋏は丁度、
ダニの幼虫を上手く捉えられるサイズ。
普通に土壌を探しても見つからず、
ネズミ付近で多く見つかるのだとか。
…あまり、知られてないみたいですね。
ふ〜ん。
この世界にはまだ、
見たことのない生き物が
たーーーーーくさん いそうです。
恐らく、
猫の毛にしがみついて
やって来たのでしょう。
興味深々の私は、
小さなビニールの袋に入れ
「これは育ててみるしかない」
と、思っていました。
その横で、
その様子を見ていたのが母でした。
兎に角、
ジーーーーっと、
カニムシにロックオン。
「ちょっと見せて。」
と言うので、
「はい。」
と渡すと…。
受け取った途端、
ビニールの上から爪で
ブチっ
と、潰そうとしました。
慌てて
「なんて事するのーーー!!!」
と、奪い返したのですが、
私がトイレに行った隙に、
ゴミ箱に捨てられました。
母は
ずっと
カニムシをロックオンし、
その時を待っていたんです。
母の執拗さは知っているので、
諦めるしかありません。
カニムシが
なんか危害を加えたか?
そんな問いを
投げかけること自体ムダ…。
人間に害虫に見えようと、
虫たちがどんな働きをしているかなんて
分からないのに…。
母からすればカニムシが
気持ち悪いのだろうけど、
私は何でも殺したがるあなたが
………。
と言うわけで、
カニムシとのあっという間の
出会いでした。
あっという間の出会いでも
一生忘れないよ。
あー、
それにしても、
ミクロの世界では、
色んな事が起こってるんだなぁ〜。