ミニマム臨死体験【1】
臨死体験?
そんなのね〜。
…と、思いますよね。
私はスピ系とも言えないし、特別そうした訓練?…もしていません。
でも、ちょっと不思議で面白かったので書いてみる事にしました。
「スピ系とかってね〜」
って、普通の意見と思われますか?
私は、不思議体験を通して、それは、小さな枠設定だなぁ…と、思ったんですよね。
と言うか、この地球で生きるには、こう言う狭い枠設定が沢山ある。
その枠設定は、物理的要素のものから、常識と言う誰かのご都合に合わせたものまで。
それは、私たちを小さく小さくさせる気がしました。
さて。
皆さんは、死に直面したらどう思われるでしょう?
私は、諦めるわけではなく、
「神に賽を任せる」
と、思いました。
自分が出来る事全てやったら、後は、神に賽を任せるのが普通に思えたんです。
神は賽を振らない…と、アインシュタインは言いました。確かにその通りで、適当とか偶然などはないのかもしれません。
まぁ、
神の投げた賽に
抗いようもない…んですが。
神が必要と思えば、残すし、要らないと思えば消えるでしょう。
その判断に不満はない様に感じていました。
朝、目が覚め、私は生き残っていました。
でも、体も動かせず、激しい頭痛と吐き気と眩暈。それを確かめて、勿論、絶望しました。
しかし、絶望したのはわずかな時間でした。
呼吸を上手く使うと、魂の揺かごに落ちて眠りにつけたからです。
魂の揺かごには、この宇宙のどこかにあるのですが、どこにあるかは知りません。
ただ入り方は、自分の中に深く沈んで行くだけなんです。
魂の揺かごは、思い出せないだけで、恐らく誰もが知っていると、私は思います。
3度臨死体験をしたと語る、木内鶴彦さんも、「魂の揺かご」と言う名称ではありませんが同じ事を話されていました。
なので、魂とはそこから来るのだろう…と、思うのです。
病院に搬送され、
集中治療室に入り、
心電図モニターを装着されました。
私はモニターのアラームで頻回に目を覚ましました。
キンコーン キンコーン キンコーン
どうも私は呼吸を止めていた様で、呼吸はゼロになり、酸素濃度が下がり、心拍も落ちていました。
その度に、アラームが鳴るのです。
魂が体に戻ると、
激しい眩暈と吐き気、頭痛。
じっとモニターを見つめ、呼吸を整えるとアラームは止まります。
そうすると、穏やかな心拍と酸素濃度に戻ります。
眠りながら、仮死状態を保っていたとも、思えるのですが、体温は39℃をキープしていました。
ある意味、正常な生体反応ではないと思えます。
再び、魂の揺かごに落ち、
痛みや苦痛を感じる事なく、
4次元的には20〜30分寝ただけなのに、まるで一日中寝ていた様な感覚がありました。
そして、目覚める度に体が楽になって行きました。
そんな感じで、4次元的に眠ると言う状態を繰り返すと、急激に体は回復して行きました。
そこで思うのは、呼吸を止めるからといって呼吸器を付けたり、熱を下げようと、解熱剤や抗生剤を使わずに様子を見て頂けたのが、ありがたかったと思うんです。
それらは、自然治癒力の妨げになった気がします。
見守ってもらえたから、魂の揺かごにに落ち、安らかにいられた気がします。
ただそれも、神様の采配…と、思えなくもありません。