ビビリの本当の意味合い
先日、この線が崩れたらおしまいって時に、ついビビる…って話をした。
でも、
ネチネチと考えていたら、
「それはビビってるわけじゃないかも」
と、思い当たった。
じゃあ、何かって言うと、
「分からなくなってる」
…のだ。
だから、
立ち止まってるだけで、
ビビる…とは、
意味合いが違うみたい。
分からない事って、
人は恐怖…なんですよねぇ。
例えば、
絵を描く事で例えると、
そこに線を描くことに違和感があるのだ。
違和感だから、どうしたらいいって言うのがわからない。
線の太さが違うのか、
線の色が違うのか、
線の湾曲が違うのか、
そもそもそこに線が入らないのか、
サッパリ分からない違和感。
怖くて描けない理由は違和感。
でも、違和感の理由がわからない。
だから、
立ち止まってしまうけど、
立ち止まって、
違和感の理由を探すしかない。
その立ち止まりを、
私は
「ビビり」
と、思っていた。
分からない…と言う不安を、
「ビビり」
と、感じていた。
不安を手に取ってみると、
それは、
立ち止まるべくして、
立ち止まっている…だけだった。
なぁ〜んだ。
違和感は、
色んな大切な事を教えてくれる。
バランスが崩れ始めるのを教えてくれている。
だから、
自分の違和感を信じてみよう
…と、思う。
そうすると不思議な事に、
違和感を教えてくれる、
自分の中にいるもう一人の自分を
信じたくなる。
つまりは自分を
信じたくなる。
他人のペースで生きると、
自分の違和感に従えなくなる。
社会のスピードは猛スピードで、
自分の違和感が霞んでしまう
…気がする。
そんな風に感じるけど、
自分の違和感の方が、もっと
猛スピード。
ちゃんと捕まえてないと、
違和感は逃げてしまうんだ。