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決断能力が試される遊具

この滑り台を滑る時、子どもは3本の道からどれを滑るか、事前に決めておかなければならない。

途中で進路変更出来るほど、緩やかではない。かなり急だ。

何も決めずにいたり、悩んだままスタートしてしまい、間にはまってしまう恐れもある。

なんだか人生みたいだ。

滑り台も人生も、行き先が決まっている方がスムーズに流れて楽しかろう。

しかし、道はそれしか無いわけではない。

3本の滑り台しか見ていない時、その道しか無いと思い込んでしまうが、もっと大きく広く遠くから眺めた時に、もっと楽しそうでワクワクする道が有ることに気がつく。

東浦和中央公園の遊具
なみ波滑り台

道は無数にある。

滑り台も無数にある。

自分が一番楽しめそうで、容易く出来る道を選べば良い。

そんなことをしているうちに、たまにはチャレンジしてみようかな?って気分になる時も出てくるだろう。

成長と共に、難しく感じていた道が容易く感じられる様になるだろう。

因みにこの遊具は、6歳~12歳用のシールが貼られていた。

色んな意味でハイレベルな遊具だった。

息子は、3本道の滑り台の上に座って滑らずに引き返してきた。

引き返す、という選択肢も人生にはある。

進むだけが勇気ではない。

引き返す選択することも、また勇気。





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YUFUKA〜ミッドライフdiary〜
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