【更年期日記】元気じゃないのに元気なふりをする
気がついたら体重が2㎏落ちていた。
朝は気持ち悪くて、豆腐味噌汁とバナナを食す。
お昼は空腹感を感じる時は、好きな物を食べる。
出来るだけタンパク質を摂るようにして、後は消化の良い野菜を食べる。
基本的にお腹は減らない。
気持ちの良い空腹感は、本当に調子が良い時しか現れない。
食べると眠たくなるし、お腹が減らないから食べる事が面倒くさい。
それに少し食べると気持ち悪くなる。
それでも誰かに会えば、笑顔で対応する。
家では無表情で無気力なのに、外では全力で笑顔って、外面だけは完璧。
テレビが眩しく感じたり、電気の明かりで頭痛がしたり、とにかく色々な不調が現れては消えていく。
あと何回この不調に耐えれば良いのだろう?
世の中の更年期世代は、こんなにもしんどい状態を隠しながら、家事をしたり仕事をしたりしているのだろうか?
更年期に太る体質の人は、ある意味幸せだと思う。
だって美味しく食事が摂れるって言うことだから。
食べることは生きること。
食欲があるってことは、身体が生きるエネルギーに満ちているのだ。
それは、素敵なことだ。
美味しいものを食べて、幸せを感じる。
それは生きる醍醐味みたいなものだ。
何を食べても美味しくないんじゃ、幸せが一つ減ってしまう残念な事だ。
私の空腹感は何処へいってしまったのだろう?
アミノ酸を摂り始めたお蔭か、肌の調子は良く、鬱は和らいでいる。
早寝早起きして、テレビ体操してウォーキングして、週一回筋トレして、そんな生活してたって、更年期には勝てない。
不調を酷くしないように毎日生きるのが精一杯だ。
何にもしないでいられる時間が、至福の時だ。
更年期は好きなことだけして、微睡みながら過ごす事が一番の薬だと思う。
ただ、今の時代そんな事はムリなのだ。
女性が社会進出すればするほど、しんどい未来が待っている。
その事に気がついてしまったが、更年期が終わった後も人生は続く。
その先の元気になった自分のために、やるべきことをやっておかねばならない。
本来の自分を忘れるなかれ。
何にも出来ない自分が半分、もう半分はやりたい事に満ち溢れている自分。
2極性の全く異なる体質を持った自分と上手に付き合っていかなければならない。
更年期に早く手を振る時が来て欲しい。