【子育て】今週の息子から素質について考える
皆、何かしらの素質を持っていると思う。
でも、その素質は自分では意外と分からなかったりする。
昨日はすみっコぐらしの立体パズルを作った。
激むずだった。
しかし、途中でやめることが出来ない。
息子は早々と放棄。
え?
途中でやめられるんだ、、、。
とてもあっさりしている息子に比べて、私はなんとしても完成させたいと力む。
お風呂も入れなきゃいけないのに、時間が刻々と過ぎていく。
1時間程かかっただろうか?
ようやく完成した。
かなり労力を使ったので、達成感も半端ない。
これでスッキリだ。
すみっコぐらしの立体パズルは、同じようなパーツを重ねていくので、息子には難しく感じて直ぐに諦めてしまったが、ポケモンパズルは夢中になって完成するまで遊んでいた。
私には、これも結構難しかった。
一人で完成させる気力がなかった。
息子はポケモンパズルは最後まで出来ていたが、すみっコぐらしには興味なし。
興味があったり、好きなものだったりすると、人は諦めないで最後までやり遂げる力が沸いてくるのだろうか?
諦めないで続けられている事って、結局は好きな事だけだ。
今週、息子はお手伝いを自ら買って出てくれた。
床のコロコロや鏡拭き、ホットケーキ作りや、サラダ作りなど。
今日なんて、
「洗濯物手伝おうか?」
なんて言ってくれる。
玄関掃除をしていれば、
「オレも手伝うよ。」
と、ほうきを持って慣れない手つきで動かしている。
勿論、気分が乗らない時は言っても手伝ってくれない時もある。
しかし、今週はやたらとお手伝いをしてくれる。
月曜日に持っていく荷物は自分で用意してくれるし、土曜日には自ら上履き洗いをしてくれる。
どれもまだ一人では完璧には出来ないが、私がやっていることを教えると、嬉しそうにお手伝いしてくれている。
これは、彼の素質なのだろう。
子どもというものは、お手伝いなんてイヤイヤするものだと思っていた。
しかし、彼は私の予想を裏切るかの様に、お手伝いをしたがる。
今、暇だから何か手伝うことない?って聞いてきたりする。
面白い。
子供なのに、大人の様な気遣いが出来る。
子どもの可愛らしさは、育ててみて初めて体感することが出来た。
それまでは、子どもなんて未知の生物かの様に接する機会もなく、距離感を保って生きてきたのに、産まれてみたらその未知の生物にメロメロにされてしまうのだから、不思議だ。
子供ほど魅力的な生き物は他にないだろう。
何をやっても可愛いし、どんな状態でも愛でていられる。
今週は折り紙も完成させたし、密な感じで過ごせたなぁ。
息子といると愛情が枯渇することがないなぁと感じる。
泉のように愛情が溢れて注ぎ続けていく。
子どもの力は、偉大で最強だ。
赤ちゃんなんて、何にもできないのに無敵だ。
子どもを産まなければ知らなかった世界がここには広がっている。
一人でも楽しめたあの頃にはもう戻れないのだろうか?
いや、いや、少しずつ、子離れ親離れしていくのだろう。
相手にされなくなるまで、密でいよう。
彼にはきっと、人の役に立ちたい精神と素質が備わっているのだろう。
それが満たされる事で、彼自身も何かを受けとり、WinWinの関係性が保たれるのであろう。
ままもだいすき。