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【図形が苦手な子に】今からでも遅くない。図形認識力を上げる“ピタゴラス“

塾の教師として18年やってきました。

何年やっても、小中学生に図形の問題を教えるのは至難の業だと思っています( ;´Д`)

図形問題は“空間認識能力“が大事と言われますが、それを鍛えるにはどうしたらいいのでしょう?今日はそんなお話をしていきます。

この記事は…

・図形が苦手なお子さんにお困りの方
・我が子に図形認識力を持たせたい方
・子どもに図形の捉え方を教えたい教育関係者

に役立つ記事です。

☆そもそも図形とは☆

 数学的な説明でいくと、まず(面積を持たない)点があり、

その点の連続したものが(面積を持たない)線。

そして線が3本以上組み合わさって、面積を持った平面図形が生まれます。

ここまで、ついてきていますか???f^_^;大丈夫?


角が最も少ない図形は三角形。

三角形がいくつか集まって、四角形や五角形などの多角形が生まれます。

最も基本の平面図形は三角形です。

平面図形が4つ以上組み合わさると、空間図形に。

ここが一気に難しくなるところですね。

このあたりから、子どもたちの頭は混乱が激しくなります(笑)

☆論理的な説明ではなく、体験で☆

 論理的に説明すれば上記のようになるのだが、黒板での説明では限界があると感じることが多々あります。

やはりイメージできる子とそうでない子では、一気に理解に差がついてしまうのです。゚(゚´Д`゚)゚。

 ちなみに私が師事した数学のスペシャリストである上司には子育てについて

「小さな頃からパズルをやらせること。これは大切。パズルは平面図形の感覚を養う練習になる。それができるようになってきたら、徐々にブロックに移行する。すると、平面図形→空間図形に、無理なく子供の感覚が身についてくる。」

と教わりました。

 教育論に個人的主観を持ち込むのは、私が以前書いたこの記事と反するのですが、この上司のお子さんは見事に愛知県トップの進学校に合格しています。

☆私の思うピタゴラスの良さ☆

以前記事にも書いたのだが、我が家では上の娘が1歳半の時からこのピタゴラスを与えています。

上司のアドバイスを踏まえて、「これで図形的感覚が身につくといいなぁ」という希望的観測でf^_^;

 平面図形のブロックを、手で組み合わせて「立体」にする過程が目の前で体験できること。これがピタゴラスの最大のメリット。

冒頭でもお話ししたが、平面図形→空間図形になる時に混乱する子の多いこと、多いこと…。

 「ウチの子は想像力がなくて……先生、なんとかして下さい。」という相談を何十件と受けました。

でもそれも、経験の数で解決できる部分もあると思います。

目の前でプレートを組み合わせてどういう形になるのかを、

自分の頭の中に蓄積していけば、

ある程度想像力が働く土台ができるのではないでしょうか?

これを我が子を実験台として、これから15年追跡調査するつもりです(笑)

☆よく言われる「守・破・離」☆

 何かを極める○○道では、「守・破・離」という言葉があります。

まずは“守“。基本をきちんと守ること。基本を徹底的に学び、真似ぶこと。

次の段階としての、“破“。基本を身につけたら、徐々にその形を破り、オリジナリティをだす。

そして最後に“離“。破をさらに発展させ、離れていく。

 成長段階にも同じようなことが言えると思います。

うちの娘は、最近ブロックでオリジナルの建物をよく作るようになりました。

“守“はおおよそ身について、“破“の段階なのだと思います。

自分の想像の中身を、実際のブロックを使って再現することが

アウトプットを含めた練習になっています。

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☆「学ぶ」=「真似ぶ」☆

 「ウチも小さい頃にピタゴラスを買ってあげたんだけどさ。小学生になっても、全然図形が分からないって言うのよ。どうしたらいいのかね?」と、

妻の職場のお母さんが言っていたらしいです。

もちろん、ピタゴラスがあれば万事解決ではありませんf^_^;

「学ぶ」の語源は「真似ぶ」。人の真似をすることが、学びの始まり。

どうやったら、どの形ができるのか?の引き出しをたくさん増やしておくことが大切かと思います。

引き出しも無しに、突然「さぁ、自由に作ってごらんよ♪」と言っても難しいですよね。

やはり親やら保育者が、そばに付き添って一緒に体験させることは大切です💕

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ゆえし@育休パパコーチ
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