大きな時計とロータリーのある駅前の本屋さんへ
到着したのは、ちょうど12:00になるところ。駅舎がちょっとレトロな、ほとんど駅前の本屋さんへ、日曜日の耳障りな虫の音を払拭したくて、静かな場所を求めて。
営業カレンダーは今日までの営業をひとまず、となっていたのでチェックしておいた。
入り口から少しカーブを描く階段を上がり、店内へ。ドライフラワーが溢れている。
何だか静かで優しい空間だなぁと、小さな書斎のような席を選ぶ。
軽くお昼を取るつもりだったので、注文してから、店内を見て周り。
くるくる くるくる 店内を見て、はー…楽しー。
さてと、写真の音 うるさくなかったかしら。と、席に戻り。
茶の香りに癒されながら、この席にある本は、どうやら読んでいいみたい
(嬉しい)
遠藤周作さんの著書も、一時期良く読んだな。
大島弓子さんのお話って、何だかよくわからないような切ないようなって感じだったけど、今読むと、心の奥にストン と、言葉や絵が響く。
袋に入れますか?と聞いてくれると、断りやすい。スタンプカードは集める趣味は無いけど、また来て、今度はロフトに上がりたいなと、貰ってしまった。
音楽も良かったなぁ。店主さんに距離感を聞いて、そこからしばらく歩いて、ボローニャ絵本館のある、大きな図書館へ。
館内は時々、子供の声が聞こえて来たけど、静かで快適。
ボローニャ国際絵本原画展で、ラガッツィ賞を取ったもの。でも賞よりもこの出版社の絵本は、どれも本当に素敵で、丹頂鶴のお話の絵本もあったり。日本が好きな方がいるの?と感じられる。この絵本もすごく、詩的。
わかる単語を拾えるだけ拾って、印象に残った一節をメモにする。
Y le habló poesía
Vengo del pan
vengo de la mar
Vengo del amor
y del bosque
Vengo de ti, pero también de él.
Soy todas las cosas y en todas hábito
そして詩は彼に語りかけた。
私はパンから来た
私は海から来た
愛から来た
森から来た
私はあなたからも、彼からも来る。
私は万物であり、万物において私は習慣である。
そのまま翻訳すると、こんな感じ。
その先のページにも気になる節があったけど、それはまた今度来た時の
「続き」にしよう。
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