せいとうな(2021.03)
「面倒だから知恵を絞って何かを生み出す」のは良いが、
「面倒だから考えずに楽や手軽さのあるものだけ選ぶ」のは
知性の後退と破滅への前進ではないだろうか。
卒業生がまだウチに入る前、
不登校から通信制高校への転校を考えていた。
彼は様々な要因で学力は決して高くない、というよりかなり低かった。
そんな彼が学校選びをしている時、ある学校からは、
「頑張らなくても推薦で大学に入れるから大丈夫だよ」
と言われた。
同時に検討していたウチはというと
「正当な努力を怠る人と大学での学びに対応した学力のない人は
推薦しない、現時点で判断するとかなりの努力が必要だと思う。
それでもやるというのなら、日曜だろうが夜中だろうが勉強は
とことん付き合うよ」と私。
彼はウチで学ぶことに決め、
紆余曲折ありましたが努力してくれました。
教育においてできる努力をさせずに可能性を潰すことは
かなり大きな罪だと思っています。
楽に手に入れたものはすぐに使い物にならなくなります。
学習も筋肉も、そして学歴も同じだと思います。
正当な努力(本人なりの)をした若者が報われるよう、
岐阜開成学院は若者をサポートしていきたいと思います。
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