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いよいよ(2021.01)

まがりなりにも高校生の学習場所と名乗るからには、
この時期どこまでサポートできるかに価値がある。
そう思って毎年1月を迎えます。

特に大学入試では、今年からどの科目においても
読解力と分析力が必要になります。
そのために何をどうすべきかは人により異なります。
それを一緒に考え、試行錯誤し、
いざやるとなったらとことん付き合う。
それこそが岐阜開成学院の役目だと思っています。

大学行くのは当たり前ではありません。
自分の進む道は打算なく考え、決めてほしい。
その結果、大学に学びたいことがあるなら
とことん応援します。
無理には働きかけません。
情報提供はするけど自ら申し出るのを待ちます。
それが岐阜開成学院のやり方です。

独学は素晴らしい。学びの基本です。
でも、メンターの必要性は言うまでもありません。
対話によりさらに学びがレベルアップする場面を
たくさん見てきました。

場所を間違えたために伸びしろを潰してしまうのは
本当にもったいないことだと思います。
特に国語は効率の悪い学びを長時間やっても
時間の無駄です。

国語の受験勉強をしながら、語彙力はもちろん、
読解力、分析力、その前提であるマインドを
同時に育みます。
そしてそれらはこの先生きる上でも、
便利に使える道具=能力になります。

いつも頑張らなくてもいい。
でもこの期間はと自分で決めたらとことんやる。
いま共通テストに向けて奮闘している3年生、
誰ひとり強要されて勉強している人はいません。
ウチに入学以来そんな指導は皆無です。

では、なんでこんなに集中しているのか。
それはすべて自分で動いているからです。

大人が言うから、怒られるから仕方なく、
なんてひとはいません。
でもみんな初めからそんな感じではありません。
ゆっくり時間をかけて、
時にお茶飲みながら、
時に甘いもの頬張りながら、たこ焼き焼きながら、

対話を繰り返し、信頼関係を築き、
自らを成長させた結果なのです。

みんながやってるから、
親や先生が言うから、
SNSで情報が、
…そんなものクソ喰らえだよ。

以前、「塾に行かなければ本当の学力は付かない」
という訳の分からない理論を親に押し付けられ
悩んでいた生徒がいました。

今まではそれに屈していたけど意味を感じない。
ウチに来てからは腹を括って何を言われても
ウチだけで学びました。

「自分が正しいことを証明する」
という言葉が印象的でした。
結果は言わずもがな。

とりあえず塾に入れとけば安心みたいなのが
いちばん無意味だと思います。内容やろ。
22時とかまで冗長な授業聞いてるなら寝ろ、
って話です。

推薦で大学行くにしたって、真剣に学ぶなら
国語力を一定の水準以上に高めなければ
どうしようもありません。
ほとんどそういったことを指導せずに
進学実績でございなんておかしな話です。 
見せかけのパフォーマンスは不誠実です。

学習は真摯に、愚直に、
正当な努力を効率的な方法で。
大人の都合で子どもの伸びしろを潰さない。
これが岐阜開成学院の方針です。

写真は合格発表を前に緊張しているひと。
(結果は合格でした)

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山本卓司(ナラティヴ・ラボ/岐阜開成学院)
少人数の隠れ家的居場所にしたいので、副業しながらなんとか教室を維持しています。サポートいただけたら大変嬉しいです。収入は運営資金として活用いたします。

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