垢BAN対策と安定収入づくり
SNSは垢BANされるものとして運用しないといけません。特にXから直接アフィリエイトしたりコンテンツ販売してると、垢BANした瞬間に収入源が消滅とかなり危険。Xでできたファンは定額制サービスに課金してもらい、会員数として積み上げるのが堅実。
— なぁさん|しょぼい起業家 (@nst_nakata) December 30, 2024
SNS垢BANはいつでも起こりうる
ぼくはXを使って情報発信をしていますが、アカウントの凍結(垢BAN)はいつどんな形で起きても不思議ではありません。
X(旧Twitter)など、大手SNSの規約は運営側の都合で変更されることもあり、違反していないつもりでもAIの誤判定や内部チェックの結果、突然アカウント停止になるケースがあるのです。
実際、垢BANになってしまうと、そこまで積み重ねたフォロワーとのつながりや収益源が一気に消滅します。ぼく自身も、これを大きなリスクと考えているからこそ、「SNSはいつ凍結されてもおかしくないもの」という前提でビジネスを組み立ててきました。
Xだけに頼ると危険な理由
Xで直接アフィリエイトリンクを貼ったり、有料コンテンツを販売している人は少なくありません。もちろん、フォロワーが多いほど一時的な売上は大きいかもしれません。
しかし、アカウントが凍結された瞬間に収入源が消えてしまうリスクは見過ごせません。
ぼくもXを活用していますが、あくまでも「入り口」として考えています。SNS上で作ったファンを安定収益につなげる仕組みを別に用意しておかないと、想定外のトラブルが起きたときに生活基盤が揺らいでしまうからです。
定額制サービスがもたらす安定
そうしたリスクヘッジの手段として、ぼくは定額制サービス(サブスクリプション)を3つ運営しています。毎月一定額を支払ってもらう仕組みを作ることで、SNSが凍結されてもサービス自体は影響を受けにくくなります。
すでに会員登録してくれた人たちは、自分の運営するプラットフォーム内でサービスを使い続けることができるからです。
これは「SNSを経由してファンを本命サービスへ誘導する」という考え方でもあります。フォロワーに直接アフィリエイトするのではなく、自分の手元にコミュニティや仕組みを保有することで、収益を守ることができるのです。
時間がかからない設計をめざす
ただ、定額制サービスを運営するときに「毎月のコンテンツ提供やサポートで、かなりの時間を取られるのでは?」と心配する人もいます。
ぼくも当初はそう思っていました。けれども、以下のポイントを押さえながら運営することで、負担を最小限に抑えています。
1. 仮説検証を繰り返してサービスを改善する
まず、サービスが継続しやすいポイントはどこかを見極めるために、仮説を立てながら運営して、反応を見て調整するのが大切です。
ぼくは新規参加者の継続率や離脱率などを観察し、不要な要素があればどんどん削るようにしています。
2. 不要なサービスは削る
たとえば、当初60分だったコンサルの時間を30分に短縮してみたのですが、その結果、新規参加者の離脱率が変わらないことがわかりました。
むしろ短い時間でも十分満足度が高いことがわかったので、今では30分体制を継続しています。こうした合理化によって、ぼくの稼働時間を減らしつつ、サービスの満足度を保つことができています。
3. AIやオンラインアシスタントの活用
さらに、サービス運営に必要な事務処理や問い合わせ対応にはAIやオンラインアシスタントを取り入れています。手作業でやっていたことを自動化できれば、ぼく自身の時間的負担が大幅に軽減されます。定期投稿の下書きやカスタマーサポートなど、AIが得意な分野を任せてしまえば、ぼくはクリエイティブな部分や企画に時間を割けるようになります。
垢BANされてもブレない生活
SNSは集客には優れている反面、他社プラットフォームを借りているという点で、凍結リスクがつきまとうのは事実です。
もしもXが急に凍結されたとしても、ぼくが運営している定額制サービスは残り続けます。こうした「複数の収入源」を持っておくことで、どこか一箇所がダメになっても生活が揺らぎにくくなるのです。
特に、AIやオンラインアシスタントを活用することで運営負荷を下げているため、精神的にも「いつ凍結されてもまあ大丈夫だろう」と気楽に構えていられます。
結果的に、SNSに対する過度な依存を避けられるのはもちろん、サービスの質も維持しやすくなりました。
まとめ:SNSを「入り口」に変える発想
結局のところ、SNSを「直接の収益源」ではなく「ファンとの接点づくりの場」として考えることが、安定したビジネスを築くうえでは重要だとぼくは思っています。
SNSはいつか凍結されるかもしれませんが、そこから誘導する自分の定額制サービスやコミュニティは、簡単には消えません。
SNSで作ったファンを自分のプラットフォームに迎え入れ、そのサービスをAIや外注によって効率よく運営すれば、長期的に収益を得ながら安定した暮らしを続けられます。
もしあなたがSNSを使ってビジネスを展開しているなら、「SNSは間借り先に過ぎない」という意識を忘れずに、自分のビジネス基盤を整えてみてください。
このように、ぼくはSNS垢BANのリスクを常に想定しつつ、定額制サービスを複数運営してきました。不要な機能をそぎ落とし、時間がかからないよう最適化してきたからこそ、安定した収益とストレスの少ない働き方を両立できていると感じています。
SNSはあくまで「入り口」、本命は「自分の手元にあるサービス」という発想が、これからの時代を生き抜くためのヒントになるのではないでしょうか。