採用

<Vol.26>本当に見る目が大切になります!

このnoteでは、これから外国人人材を採用したい人、今一緒に働いている外国人スタッフとよりよい関係になりたい人に向けた、人材育成をテーマに書いています。

何を言いたいのかと言えば、
"いい外国人を探すのではなく、いい教育・育成をできる人になる方が大切"
ということです。

と、言うのも
「いい教育・育成が出来ないと、いい外国人を探すことが出来ない」と考えているからです。
その観点がないと、見る目が養われないのです。

日本人の場合でも同じだと思うので、そういうイメージが付くかと思いきや
外国人となると、急に見る目の物差しが壊れてしまったりします。


私のこの記事を読んでくださる人は、多かれ少なかれ「外国人」の方々と接点を持つ可能性がある方々だと思います。
ですので、ニュースなどで見聞きしていると思いますが、
下記の日経新聞ニュースである通り「外国人労働者の受け入れ」が政府の方針で加速していくと思います。

そうなると、
国の補助金制度などを意識して、
やたらめったら外国人を日本に連れてこようとする怪しい会社もたくさん出てきます。
もちろんその中には素晴らしい外国人の方や留学生もいるでしょうが、何が何だかわからないけど、お金がもらえるということで来ている人も当然増えていくと考えられます。

そうなると、
受け入れる側の見る目と教育にすべてがかかってきます。

履歴書では
「○○大学で日本語を専攻をし、N3程度の日本語力を保有している。
また日本語を活かした就業経験もありすぐに働くことができる。」

なんていう、履歴書はたくさん届くのだと思います。
ウソということでもないでしょうし、そういう人材がたくさん来ると思うのですが、それを真に受けて採用としても、実際は思った通りに働いてもらえない。なんてことが多々起こるのではないかと思います。
思っている以上に起こるのではないでしょうか。

そうやって外国の方々に働いてもらう時代はもう来ていますし、これからは加速度的に進んでいきます。
その時に、外国人を見る目がある人と、ない人では全く違う結果になってしまいますし、育成できる人と、出来ない人では、同じ人を採用しても生産性が全く変わってきます。
本当に重要な課題になってきます。本当に間違いありません。

自分の会社を良くするも悪くするも、
その外国人の人生を良くするも悪くするも、
選ぶ人の力量に掛かっています!

これをやったら成功はないです。
(日本語検定1級だからOKとか、○○大学だからOKとか)

まずは今、近くにいる外国人の仲間がいれば、
その人のことを真剣に考えて、関係値をフラットにして話してみてください。
その人の国の文化や、日本人にはない明るさや、日本人が知らないマナーや彼らの嗜好がちゃんと伝わってきます。
必ず見る目が養えます!


最後に、
日本人の「飲み会文化」
(※仕事終わったら飲みに行こう!ってなる)は、
本当に嫌いだという外国人が多いです。

この方法で見る目を養うのはやめといた方がいいですよ(笑) これホント。

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石川雄大 ~外国人と働く~
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