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≪Vol.243≫やりたいことが見つからない人~外国人と働く~

僕の経験で思う「やりたいことが見つからない」理由は、

第一関門として
「それは無理だよ」
「あんた何歳だよ」

と言った話が自分または他人から出て、やめることになります。

これはよくある話。

次に第二関門。
大人になるとよくある話。
「それって何の意味があるの」
「それって儲かるの」

と言った話。

第一関門で削ぎ落された夢ややりたいことの次に、もうちょっと現実的なやりたいことが出てきて、「どうやってやろうかな・・・」と考えていると、第二関門で自分や他人が出てきて「意味や金」の話が登場します。

そして、多くの場合ここでも脱落してしまい、「やりたいことがみつからない」ということになってしまいます。

僕のやりたいことが見つからない人の理由です。


さて、そこで僕がやっているのは、
第一関門についても「ほっといてくれ」という話ではあるのですが、そこは選ばれしものがやる仕事の場合もあるので、諦めも大事だと僕は考えるタイプなのですが、
第二関門については「ほっといてくれ!」ではなく、
「ちゃんと説明した方がイイ」と思っています。
そして、やれるときにやったらいい。

例えば、僕は昔から今でも地元(愛媛/四国)の野球やスポーツ振興に関わるようなことがしたいと思っています。
子どもの頃から野球が好きで、野球に育ててもらったし、大人になっても野球の仕事をしたし、そもそもスポーツは面白いなと思っています。
そして、地元の応援もしたい。そんな思いがあります。

やりたいことの1位か?というとそうでもないのですが、もしチャンスがあればやりたいと思っているレベルではあります。

でも、自分の経験から考えるとそれをやっても「どう考えても、今は儲かりそうにもありません」。だからすぐに出来ることでもないし、今の自分の余力で何かできるようなこともありません。
せいぜい寄付を10000円するとか、そんなレベルです。

それでいいんじゃないかなと思っています。
「好きだったらやれよ!」って言ってくる人もいるでしょう。「一度しかない人生だからやれよ!」って。
そりゃそうなんです。わかってんですよ。と、誰もが思うんです。

でも、「今はそれに自分の時間やお金のリソースは割けないから、他のことで一生懸命頑張っているんですよ。ぼんやりとでもやりたいなぁと思えることがあるから、今やっている仕事でお金を儲けて、今やっている仕事で何か役に立つスキルはないかと考えられているんですよ。」って。
それで十分です。

僕でいうと、今やっている仕事の中でも「やりたいこと」がたくさん生まれてきています。10年前なら地元の野球振興(地域振興)のことが、もうちょっと優先順位が上だったような気もしますが、もっと身近なことで、「意味はありそうだけど、儲からなそうなこと」が思いついたりしています。
だから、働くんです。だから金儲けするんです。

僕はもし聞かれたらそんな風に言ったらいいと思っています。
だからと言って、今やっていることを「バカにするような言い草は絶対にダメです」
もし「小さなやりたいこと」が見つかれば、今やっている事を「バカにしたりなんかしなくなります」「無駄にしたりなんかしなくなります」
ホントです。


今日は、自分ではやりたいこととやっていることの「説明をした方がイイ」。
そして他人には「それ、儲からなそうだから、他でちゃんと働いて儲けて、ちょっとずつでもトライして見なよ」と言ってあげて欲しいです。
そんな話でした。

今週も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

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石川雄大 ~外国人と働く~
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