突き刺さる言葉
こんばんは、ゆうです。
今日は10年前に出版された本のご紹介をしようと思います。
「20代でやっておきたいこと」 著 川北義則
いつ買ったか分からないが、買ってから読み始めるまでずいぶん時間がかかってしまった。
読み始めると今の自分にぴったりで、言葉が重くて、、、
なぜ今の自分にこんな響くことがあるのだろうか、おそらくそれは就活をする中で自分の人生をよく考えるようになったからであろう。
10年前と比べて今の世の中はどれほど変わっているかは分からないが、書かれていることはほとんどが今でも当てはまるものばかりだった。
社会人になるまえに読んでおいて正解だったと思う。
働くというのは自分が思うほどキラキラしたものではない。だったら最初から環境に期待をするより、自分がとことんやってやろうという気持ちに最近はなっている。
前置きはこのくらいにして、内容に入ろう。
20代は今後の社会人生活の基盤となる時間なので、あらゆる可能性を信じ、まずやってみることが大切だ。
どれだけつまんない仕事を任されようが、最初の立場はやるしかない。
若い者が上司に意見を出しても、上司は反論するだけだ。後輩に意見などは求めていないと思う。むしろ、同意や、協調を求めているのだ。
とりあえずやってみて、とことん失敗をする。
新人なんだから失敗することは当たり前と思う気持ちを持つべきだ。
新人ができない仕事なんか絶対に降ってこないと考える。
視点を変えればよく分かる。もし自分が上司の立場であったら、後輩に絶対できない仕事なんか任せる訳がない。
したがって与えられた仕事は全部できるし、なんだってやるべきだ。
20代のうちに知っておくべきことは13個ある
・叱られることに強くなる
・小さな成功体験を積み重ねる
・自分の仕事力を「見える化」しよう
・人の気持ちを忖度できる人間になろう
これらはその一部であるが、今実際に出来ている社会人はどのくらいいるのだろうか。
例えば小さな成功体験。
「思い切りバットを振ってこい!」と送った代打が見事な空振り三振をした時、
「馬鹿野郎!何やってんだ。」と言うより、
「ナイススイング!」と言ってあげるほうが次へのつながり方が異なる。
頑張って振りぬいたことが自信につながり、次こそは絶対打ってやると思うだろう。
一つのことに対しても、上司の人にはかける言葉を大切にしてほしい。
これまで紹介したことはたった2章までを簡単に書いたことだが、本書は6章で構成されている。
全て読む必要はないと思う。気になった章の大切だなと感じたポイントだけ読むだけでも、全く読まないことに比べて差は大きい。
読書とはそういうことだ。完璧に読み必要はない。何かと完璧主義である人は今すぐにでもスタンスに柔軟さを加えるといいと思う。
このことについても書かれている章がある。
20代のうちに出来ることは全部やって、そこの景色に何が見えるかは未知。
分からなくていい。自分がどういう表情でその景色を見ているかが重要だと僕は思った。
本気で笑っててほしいし、晴れた表情になっていてほしい。
そのために出来ることを。
1日100回笑顔になる。