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人と違う視点でスキマに入る。
こんばんは、ゆうです。
先日、法政大学が新学期の開始を延期することを発表しましたね。
春休みが一か月間増えた感じだけど、都内は封鎖されるのかな。
世間はまだまだ地に足がついてない様子ですよね。
自宅待機する分、インプットの時間が増えますね!
さあ、今日も本を紹介します。
「ハック思考」 著 須藤憲治
Twitterで僕がフォローしていた人が皆注目していた本だったので、読むしかないですよね。
まず、表紙が秀逸ですよね、逆さって。(笑)
今までハックって聞くと何かのシステムに侵入して、悪さをするみたいな。
よくわからなかったんですけど、面白そうだと思い読破しました。
著者の言うハックとは「知恵」のことである。
そしてハック思考とは、
人と違う規則性や法則を見つけて、
その規則性や法則を構成するシステムのスキマに介入することである。
これを聞いて、すぐ理解できますかね?
少しわかりやすい例があったので、紹介します。
あるマンションで、住人がエレベーターの待ち時間が長く、改善を要求している。
この要求に対してあなたならどうしますか?
エレベーターの数を増やしますか?
それとも、エレベーターの速度を速めますか?
だいたいの人が上記のことを実施すると考えると思いますが、ハック思考では違うのです。
ここでの規則性はエレベーターを待っている時間が長いと感じている点。
それならば、待っている時間を待っている時間と認識させなければ良いのです。
そこで、具体的なアクションとしては、
各階のエレベーター前に大きな鏡を設置する。
ん?どういうこと?と思う人がいるかもしれません。
エレベーター前に鏡を置くことで、住人は待っている時間を身だしなみを整える時間に認識するようになったのです。
つまりは、待ち時間と認識している考えを身だしなみの時間に認識をずらすということです。
これがハック思考であり、その一例です。
世の中にあふれるものはすべて規則性や法則があり、それに真っ向から挑んでいたら勝てる確率はとてつもなく低いです。
何かいいアイデアを思いついても世界の反対に住んでいる人がすでに思いついているかもしれないのです。
他にも、万有引力の法則を見つけたニュートンも、リンゴが木から落ちることから、リンゴが地球に引っ張られていると視点を変えることで、あらゆる物体には引力があることを発見しました。
この視点の変え方や、ハック思考自体を身に付けたいとは思いませんか?
詳しくは自分で買ってみてください。
すぐ読めるし、今日からでも使えそうなことばかりでした。
最高の一冊です。
1日100回笑顔になる。